人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第160回『感動』(安岡正篤)

2024年10月14日 | 日記

【人生をひらく東洋思想からの伝言】

第160回

『感動』(安岡正篤)


東洋思想の研究者であり、国民的教育者として知られた安岡正篤先生。

政財界のリーダーたちの精神的支柱として活躍された先生の言葉には、

深い洞察が潜んでいます。

今回、ご紹介する言葉はとてもシンプルですが、

その奥深い意味合いを感じてみましょう。


「無感動な人間ほどつまらないものはない。

よく世間で、あいつは熱がないとか、いっこうに張り合いがないと言うが、

電気が伝わらないような人間は、実際つまらない。

人間の進歩というもは、感動から始まる。偉大な発明、発見でも、

あるいは悟りでもそうです。みんな感動がないといけない。」


感動することで、私たちは創造性を発揮し、新しい発見をし、

進歩していくのでしょう。

 

では、私たちはどのように日々の生活で「感動する心」を磨いていけばよいのでしょうか。

  1. 身の回りの小さな喜びに気づく
  2. 新しい経験や学びや出会いに積極的に取り組む
  3. 芸術や自然に触れる機会を増やす
  4. 自分が本当に楽しいと思うことに時間を使うことを優先する


自分が心から感動したものこそ、
他者に真に伝わるものです。

まず自分自身が感動する感性を磨いていきたいと思います。

そうすることで、少しでも東洋思想の深さと楽しさを多くの方々に

お伝えできれば嬉しいです。


参考図書
『安岡正篤一日一言』 安岡正泰監修 致知出版社

 


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