【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第167回
『 論語と算盤』(渋沢栄一)
先日、渋沢栄一さんの命日(11月11日)にお墓参りさせて頂い
公益財団法人渋沢栄一記念財団主催の「論語と算盤セミナー202
今回、論点の中心は、「道徳と経済の同一」に関してでした。
まさに、渋沢栄一さんが本当に成し遂げたかった世界は、
道徳と経
参考:
第8回『道徳なき経済は経済にあらず、経済なき道徳は道徳にあら
公益が第一で、私利は第二の世界観になります。
これは単なる理想論ではなく、公益に徹することで、
結果的に健全な利益も生まれるという考え方は、今日の資本主義に対する重要な示唆となっています。
ものすごく本質的であり、ある面で合理的でもあり、納得のいく考
お金とは何か? 資本主義とは何なのか? 本来の道徳とは?
様々な歴史を紐解きながら、これからも経済と道徳の調和について、
継続的に探求していきたいと思います。
参考図書
『論語と算盤』渋沢栄一著 国書刊行会
『リーダーの指針 東洋思考』(田口佳史著 かんき出版)
欧州滞在中、洋装の渋沢栄一 1867年(慶應3)年
徳川慶喜の弟、昭武に随行し、パリ万博に参列した渋沢栄一(当時27歳)。
(写真は渋沢栄一記念財団にて公開されていました)