【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第163回
『清明正直』(神道)
「清明正直(せいめいせいちょく)」と読みます。
これは、神道の大切な教えであり、日本人の背骨のような考え方で
清く、明るく、正しく、まっすぐに。
心を清らかに浄化し、正しく素直にたもち、神に近づくように生き
すべての森羅万象に神が宿る「八百万の神」をもととする日本古来
日本人の在り方が、この言葉の本質であると感じます。
私利私欲のない、正直な気持ちを本来持ち合わせていると
信じるだけでも、大変有難い気持ちになりますし、励みにもなりま
日々、様々な出来事や感情に振り回されがちですが、
少しでも、そのような気持ちを思い出し、毎日を生きたいと思いま
参考図書
『世界一美しい日本のことば』 矢作直樹著 イースト・プレス