人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第163回『清明正直』(神道)

2024年11月04日 | 日記

【人生をひらく東洋思想からの伝言】

第163回

『清明正直』(神道)


「清明正直(せいめいせいちょく)」と読みます。

これは、神道の大切な教えであり、日本人の背骨のような考え方でもあります。


清く、明るく、正しく、まっすぐに。

心を清らかに浄化し、正しく素直にたもち、神に近づくように生きるという、

すべての森羅万象に神が宿る「八百万の神」をもととする日本古来

日本人の在り方が、この言葉の本質であると感じます。


私利私欲のない、正直な気持ちを本来持ち合わせていると

信じるだけでも、大変有難い気持ちになりますし、励みにもなります。

日々、様々な出来事や感情に振り回されがちですが、

少しでも、そのような気持ちを思い出し、毎日を生きたいと思います。



参考図書
『世界一美しい日本のことば』 矢作直樹著 イースト・プレス

 

 


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