松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆自治体におけるプラーヌンクスツェレの活用を考える研究会(相模原)

2009-03-24 | 1.研究活動
 私は、市民参加を30年やっているが、最近は、思いもよらない手法が開発され、実践されてきた(流山PIもそのひとつ)。
 プラーヌンクスツェレもそのひとつで、まず、参加する市民を無作為抽出で選らぶところが、目からうろこである。参加といえば自主性が基本で、そこに抽選で当てられるというのがミスマッチであるからである。
 しかし、考えてみると、これはジャンケンで言うところの、最初はグーの部分で、参加の本質は、加わってからである。まさに民主主義の本質が、議論を戦わせるなかで、自分の意見を変えていく(ブラッシュアップ)ところにあるとすると、加わるきっかけは、何でもよいのかもしれない。
 今回のフォーラムの参加者は、30名程度であったが、質のよいメンバーで、充実した議論ができた。無理に多さの参加者を集めなくてよかった。この成果は、まとめるので、関心のある人は、言ってほしい。
 議論を通して、私が実感したのは、この仕組みの汎用性である。さまざまな政策主体、政策手法、政策テーマで使うことができそうである。広く、認知させるためにも、現時点での水準を一度きちんとまとめようと思う。
 終了後、手伝ってくれた相模原JCの人たちと相模大野で、二次会となった。若い人たちはいつも気持ちがよい。
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