松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

★政策法務研修②(川口市)

2013-07-26 | 2.講演会・研修会
 政策法務研修の2日目が終了した。
 後半は、あまり余計なことを言わずに、研修に心がけた(つもり)。

 研修の際には市役所時代のエピソードを話すようにしている、政策法務でも市民協働でも、テキストに書いてあることだけを話しても、本当の意味は理解できないし、仕事のなかで実践できて、初めて意義があるので、そのコツを覚えてほしいという意味から、ところどころに、エピソードを入れるようにしているためである。

 パターンも決まってきて、法務の場合は、区役所に入り、ひょんなことで特命係長になってから話が始まり、協働の場合は、課長補佐になって、減量・リサイクル条例をつくるところからの話になる。今回の川口市の研修は、政策法務だったので、金沢区役所に入るところからの話となった。その分、話が長くなってしまったのだろう。

 26年間の市役所生活では、仕事をたくさんしたので、知らないうちに仕事のコツのようなエピソードがたくさんたまった。いろいろな本に、思い出しままに関連のエピソードを書いたりしているが、それを集めれば、市民力ライブラリー一冊分にはなるだろうか。
 わたし的に最も気に入っている『自治体政策づくりの道具箱』(学陽書房)は、このエピソードがいっぱい詰まった本であるし、今回出した、『協働が変える役所の仕事、自治の未来』(萌書房)もエピソードから書き始めているが、それゆえ、協働の意味がよく理解できる内容になっていると思う。

 受講生から、お昼休みに、県条例との関係を聞かれた。横浜市にいたので、県との関係はほとんど意識しないで仕事をしたので、私自身の関心が乏しかったが、普通、市町村では、関心事なのだろう。県条例との関係は、ひとことで説明するのは難しいので、次は、簡単な資料をつくって、理解の手助けにしよう。

 さて、今回の経済効果であるが、人財センターのすぐそばに、十勝甘納豆の本店があり、お昼休みに、そこで、わが家と長男夫婦のお土産を買った。本店だけあって、店構えも美味しそうで、また商品の種類も豊富で、職人さんの創意工夫が感じられる品揃えになっている。真面目に取り組んでいる様子が自然に伝わってくる。ただ、一つひとつの単価は高いものではなく、買った量も少しなので、川口市に与えた経済効果は、わずかであったことを告白しなればいけない。

 十勝本店 なかなかいいお店


 川口にはそごうもある
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆参議院選挙で思うこと(三浦... | トップ | ★小さな輪が大きな輪に(戸田... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2.講演会・研修会」カテゴリの最新記事