大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

れいなちゃん雨を行く♪

2012-09-30 18:00:00 | ボルネオツアー

 

  この日の午後の予定は、

オランウータンの保護施設『キャンプリーキー』見学でした。

雨は、降り続いていましたが、出かけることにしました。

私たちは、それぞれ傘を持っていました。

しかし、大きな傘でみんなで行く方が雨が防げると言うことなのでしょう。

大きなシートを用意してくれました。

バスキさんを先頭に、四隅を村の人が持ってくれ、

私たちも協力して歩きました。

バスキさんの夢のプロジェクトの話を聞きました。

ジュルンブンに、トレーニングセンターや環境施設、ハーブを植えた癒しの場所をつくり

自然と融合させた観光施設をつくるというものです。

地球にとって何が正解かはわかりません。

でも、熱帯雨林をこれ以上失わせない・・・

オランウータンや他、多種多様の生物を絶滅させない・・・

今考えられるベストな対応を考えなければいけないと思います。

れいなちゃん赤ちゃんも、雨でびしょびしょです。

イッシーさんにタオルを借りました。

お世話になりました。

ありがとうございました。

船着き場に着きました。

この時は、雨は小降りになっていました。

でも、それまでの雨で足場はどろどろです。

村の人たちは、はだしでした。

「ワイルドだろ~!!」は、インドネシアの方たちにこそふさわしい言葉だと思いました。

舟は、私が一番楽しみにしていた『キャンプリーキー』に向けて出発しました。

舟の上で、

村のエコツアーのリーダー、ロッジの主でもあるバナさんのお弁当を食べました。

おいしそうでしょ。


雨宿り

2012-09-30 07:02:27 | ボルネオツアー

 

 プランテーションで、とうとう雨が降り出してしまいました。

最初、監視小屋で様子を見ていましたが

雨はどんどん激しくなってきました。

そこで、ジュルンブンで農業をしているお家で、

雨宿りをさせていただくことになりました。

村の人たちは、私たちよりも質素な暮らしをしているにも関わらず

もてなし上手でした。

大量にお湯を沸かし

コピ(コーヒー)とティーをふるまってくれました。

全員に、コピとティーとどちらが良いかも聞いてくれました。

インドネシアのコーヒーは、水にとても溶けにくいものです。

かき混ぜても、粉がカップの底に残ってしまいました。

私がオランウータン好きだとわかると

木彫りのオランウータンを見せてくれました。

素朴で、とても素敵だと思いました。

 雨は、なかなか止みませんでした。

 「天王寺動物園」ボルネオオランウータンのサツキさんが亡くなりました。

悲しいけれど、病気なら仕方がありません。

今まで、ありがとうございました。

動物園も少子高齢化が進んでいます。

ワシントン条約は、大事なことですが

若い個体が動物園に入ってこないのも、気になる問題です。


自然に及ぼす影響

2012-09-30 00:20:40 | ボルネオツアー

FNPF(インドネシアのローカルNGO)のバスキさんに

アブラヤシのプランテーションが及ぼす様々な影響を聞きました。

森林を伐採してつくられるプランテーションは、

動物の棲みかをなくすだけではなく土地そのものを破壊することにつながるようです。

アブラヤシは、たくさんの養分を必要とするため

長く植えると土地が干からびてしまいます。

私がバスキさんの話で一番印象深かったのは、

カリマンタン島の土地は、岩の上に腐葉土が堆積してできているという話です。

日本の土とは違うようです。

だから、一度だめになってしまうと再生不可能となるということでした。

バスキさんは、英語で説明し

それをスタッフのイッシーさんとミズキさんが日本語にしてくれました。

それを私が聞きとるのですから

理解不足もあると思います。

でも、土地がぽろぽろになってしまうということには、違いないと思います。

用水路を引く必要もあるので、土地の水分も失われてしまいます。

さらに、農薬をたくさん使うので

用水路から流れ出るものが、村にも影響を及ぼすことになります。

水俣病もイタイタイ病も下流の地域の方が、被害が大きかったと思います。

自然豊かな村で、公害発生ともなりかねません。

 プランテーションのトラックが通りました。

そこで、働く人たちの生活もあります。

自然を壊さずに、人々が満足できる生活ができるようになる方法はないのかと思いました。