伊具高校の生徒の手植えです
後でアイガモが放されます
紙マルチのたんぼ
黒い紙を敷いて雑草の発芽をおさえます
畑の黒マルチと一緒です
除草機を押してます
暖かいので草も早く育ちます
アイガモを放す準備
網を張ります
牧草のイタリアン
の草刈トラクターのデスクモアーで刈りました
雨が降って寒いですが
毎日明るい農村をしてます。まだまだ忙しい農繁期が続いてます
仕事をしてたら堀桃さんから電話
まるもり、もりもりの
チンゲン菜を使った料理教室が12日に仙台の福祉プラザであるそうです
■Q1 セシウムは地表に降った後どのように移動していくのでしょうか?
●チェルノブイリ原発事故の後に降った大規模な放射性物質の降下は東欧や北欧で大きな被害を与えました。
そしてそ時に人類史上初めての大規模な放射性物質の調査が行われたわけですが、その調査でセシウムがどのように土壌に滞留するのかがわかってきました。
●調査によれば、セシウム137 が土壌下方へ進む速度は年間1cm 以下で、7年後でも78%から99%が地表10㎝に残存していました。
●1960年代の日本の核実験由来のセシウム137の測定でも、表層にほとんど残存して、地下30㎝の地層からはほとんど検出されていませ。
つまりほとんど沈降しない性質をもっていると思っていいでしょう。
●有機質に富む土壌では、化学農法の土壌より早く分解されて地表から深い部分に移動することがわかっています。
■Q2 土壌から作物へのセシウムの移行は、作物の種類によって違いがありますか?
●大きな差はないようですが、やや葉物が高いなどの差はあります。以下日本原子力研究開発機構(JAEA)の計測した各種農作物のセシウム移行係数(作物重量1kgあたりのセシウム濃度/土壌1kg あたりのセシウム濃度)は次のとおりです。
土壌学会によると(農水省農地土壌中の放射性セシウムの野菜類及び果実類への移行の程度(PDF:83KB)の物もあります)
●・白菜 :0.00028
・ほうれん草:0.0011
・キャベツ :0.00024
・レタス :0.00014
・長ネギ :0.00040
・ジャガイモ:0.00090
・サトイモ :0.0011
・サツマイモ:0.00075
・タマネギ :0.000016
・ニンジン :0.000071
・キュウリ :0.00010
・トマト :0.00080
・ナス :0.00030
・ピーマン :0.00018
・大根 :0.00039
・大豆 :0.0018
Q3 移行係数をみると多い葉物でも1000分の1の単位ですが、土壌からの移行は少ないと考えていいのでしょうか?
●そう考えてもいいと思います。葉物をのぞいてほとんどの野菜が1万分の1の単位です。
●多いと言われる葉物のホウレンソウでさえ1000分の1.1の数値です。これは現在の暫定規制値である500Bq/kgを超えるためには、土壌のセシウム濃度が約45 万Bq/kg というありえない数値にならねばなません。
●このことから農業者は消費者に対して、直接に降ったセシウム汚染は危険性が高いが、土壌から移行する放射性物質汚染はほとんど考えなくてもいいと説明していいと思います。
■Q4 土壌から作物へのセシウム移行対策はどのようなものがありますか?
●いちばん確実なのは表土の入れ換え、つまり客土です。しかし、この方法は問題が多い方法です。
・もっとも豊穣な表土層が喪失されてしまう。
・表土をスクレーパーで剥いで、ダンプで持ち出し、さらに新しい土を入れてならすという不毛な作業が必要。
・高コスト。
・除去した膨大な土の処分がなく、結局自分の畑の一角に埋めることになる。その場合は穴を鉄板などでふさぐこと。
●深く耕起する方法は、植物根域のセシウム濃度を希釈し吸収を減らす効果があると言われています。しかしリスクとしては以下あげられます。
・汚染土壌粒子の飛散による作業者の健康被害。
・未汚染の深層に汚染物質を入れてしまう。
●セシウムと同族元素のカリウムを施肥することで、除去用植物(クリーニング・プラント)にセシウム吸収をさせる。
●酸性土壌では石灰を多めに施肥することでセシウムの植物への移行の低減効果があるとされています。
●アンモニウムは、土壌にあるセシウムイオンを追い出す力が強いとされています。
●ゼオライトやベントナイトなどの粘土鉱物資材は、土壌中のセシウム保持力を高め、植物へのセシウム吸収を低減すると言われています。ゼオライトやベントナイトはスウェーデンの除去作業でも使われて効果が実証さています。
●水稲においても、カリウムを含む肥料はセシウムの吸収を抑制する働きが認められています。
、亜紀書房から「子どもたちを放射能から守るため」を出版されました。読者の方々は よくおわかりになってらっしゃる方がほとんどだと思いますが、重要な 部分を抜粋させていただきます。 当サイトが発信続けていることと同様のことが、チェルノブイルの子どもたちへの支援を続けていらっしゃる医者の立場からわかりやすく書かれています。
・乳幼児や子どもや妊娠している女性は、汚染された水や食べものをできるだけ口にしないほうがいいのです。
・大人しかいないような家庭は、それほど神経質になる必要はありません。守らないといけないのは、大人より放射線の影響を受けやすい子どもたちです。乳幼児だけでなく、15歳未満の子どもを守ってほしい。そのほか、妊娠中や妊娠の可能性がある若い女性も、注意が必要です。
・未来ある子どもたちだけは、社会全体で守らなければならないと思います。