大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

三島のたび・8

2012年09月13日 | 旅のめも
カフェの通路から外階段で「せせらぎの小道」へ降りてみる。
数年前まで飲み水に使われていたというわき水が、いまも出ている。
「飲めません」と札が立てられているが、上水道を使わなかったらいまでも飲んでいたと思う。
温まった石畳にすわってスケッチしていたら、小川の中をラブラドールが散歩してきた。
水を飲んでいる。地元の住民の散歩道といういい感じだ。
東京ではあまり見ないトカゲも2匹いた。トカゲは石垣がないと住めないのかな。

胴体の青いきれいなトンボがずっとカエデの枝の先端にとまっていて、
アブラゼミを追い回したりしている。ヤマトシジミもちらちら飛んでいる。
同じ場所にずっといると生き物のパターンもわかる。

また旧東海道へ出て、西に向かう。少し歩くと広小路駅という電車の駅があって、
その駅から三嶋大社までが三島の街のメインストリートで、お祭りのときは山車も出る。
広小路駅の横には有名な鰻屋があって、うなぎの煙をまいている。
きょうもここだけは行列。特に観光客が来る。高いので地元民は入らない。
いままで二度だけ入ったのは、夫の母が顔合わせに来てくれたときと、
両家の母と箱根に旅行するときに訪れたのみ。
ちょっとよそゆきな感じの店でもあります。

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