岩佐和裁のブログ、裁縫記:IWASA WASAI's blog, SAIHOUKI

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衿肩明、表現能力の不足

2005年11月28日 22時19分53秒 | 未分類
先日hiraさんから、衿肩明を丸くかく事についての質問を頂きました。
 上野和裁では女物の着物の衿の縫いの付込みは5分です。
衿肩明をまっすぐ切った場合、背縫いが有る表地は衿肩明から4分背縫いを縫わない事で、縫込みのつれを逃がせますが、大幅の胴裏では切り込みを入れても、衿付けの縫込みが、つれがちになるので、衿肩明を3分丸くかき、衿の付込みを2分にします。
 
 追伸、詳細は私の文章の表現能力が足りないので、とりあえず手書きの図を載せておきます。


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1 コメント

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肩明き (hira)
2005-11-29 15:19:33
肩明きの説明、ありがとうございました。図があるとわかりやすいですね。私は並幅の胴裏が殆どなので5分の付け込みでも直線で切っています。広幅の胴裏の時は背中心で少し切り込みを入れてました。

ただ、大島などの薄い平織りの着物は糸が引けやすいので、少しでもカーブに切った方が衿付けが綺麗かなと思います。後の事を考えると直線、出来上がりが綺麗なのはカーブの切り込みかなと思います。今のところは、直線でなんとか綺麗なラインに衿が付くよう気を付けています。
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