Photo散歩

気ままに写真を撮り歩きます

大賀博士由来のハスは

2020年07月17日 | 花蓮

大賀一郎博士は昭和20年の都内空襲により府中市に疎開され20年ほどお住まいになられた

修景池には大賀博士由来の蓮がいろいろ生育してる

 

原始蓮(げんしばす)

一重咲きの大輪花。花は紅色。大阪に自生していた品種で、

1936年に大賀博士が原始的なハスという意味で命名したもの。

大阪の自生地では天然記念物に指定されている。

 

つぼみは少なく一輪のみ咲いた

 

 

 

中尊寺蓮

昭和25年、大賀一郎博 士(1883-1965) は、中尊寺金色堂御遺体調査に参加し、

泰衡の首桶(くびおけ)の中から数個の蓮の種子を発見した。

更に博士は昭和26年千葉検見川の古い土壌 からも三個の古代蓮の種子を発見し、

そのうちの一個が発芽し、大賀蓮と名付けられた。

しかし泰衡の首桶の種子の方は、発芽しないまま博士没後、中尊寺に返還され、

そのまま宝物とし て讃衡蔵(さんこうぞう)に眠っていた。

数十年を経て中尊寺では、種子の発芽を大賀博士門下の恵泉女子短大の長島時子教授に依頼した。

すると平成五年、見事発芽 に成功。そして平成十年、およそ800年の時を超えて薄紅色の大輪の花を結んだ。

しかもその蓮は誰もが驚くような美しい花だった。蓮は、中尊寺蓮と名付けられ た。

その花の直径は約二十センチもある大輪で、花弁は十八枚。咲き誇る時期は四日間余りと、実に儚い。

 

SNSによると岩手各所の中尊寺蓮の開花は始まってるようだが見に行くのははばかられる。

(自粛警察が怖いこともある)

 

ここのは咲きそうにない

 

 

 

少し寂しいので関係ないけど大賀ハスの隣の知里の曙

 

 

 

大賀ハス、16日も一輪咲いてた!

つぼみがあるのでまだ楽しめそうだ

 

 

 


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