芦屋プレシャスカラーズ通信

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パーソナルカラーの仕事をしよう! <独立編#2>

2005-11-22 | パーソナルカラーの仕事をしよう
【親しい人から診断料をいただく壁】


私の仕事デビューは自宅のリビングで行いました。

といっても、最初のお客様は親しい友人ばかり。

いつも集まってお茶を飲んでいたリビングでいつもの仲間を診断するのですから、カラーアナリストのオフィスらしく特別に何かを飾ったり、家具を移動して広いスペースを確保したりといったことは一切なし。

子供のおもちゃ箱が置いてある傍で、ダイニングテーブルに鏡を置いて診断しました。

そんなお気軽スタイルのデビューでしたが、親しい友人からでもちゃんと自分で決めた正規の料金をいただいていました。

本当に最初の数人は「練習させてね。」と私からお願いしてモデルになってもらったので無料でしましたが、その後はママ友の集まりでおしゃべりのついでに営業して「じゃ、今度診断してね。」と約束を取り付け、料金をいただきました。


デビューしたての頃は、親しい人からなかなかお金をいいただけないものです。

(私はそうでした)

金額を伝えるのも抵抗感でいっぱいです。なんだか悪いことをしているような気持ち・・・

今思えば、自分で自分のサービスに値段をつけるなんてそれまで一度もしたことがなかったし、まだその金額に見合った技術を自分が持っているかという自信もなかったからでしょう。


でも、お金をいただくのがプロとアマチュアの違いですし、きちんとお金をいただくことによって、それ相当(それ以上)の仕事を提供するという責任をしっかりと感じることが次の成長につながると、私の先生に教えていただきました。

そして、この「親しい人から報酬をいただく壁」を乗り越えられたのは、

「この仕事でプロとして活動を続けたい!」

という非常に強い気持ちでした。