めざめていても夢はみる

ぼくはいつまでもさまよいつづける、
夜が明けても醒めない夢のなかを…

しょうがない

2017-09-01 20:20:48 | ちょっとしたおはなし
夏の終わりを実感し、さびしい気分になった農家の息子が、砂丘にやってくる。

海に向かって歩いていると、小学生の集団とすれ違う。
その表情を見て、グルメを自称する学級委員オススメの地元の有名ラーメン店に行く途中だな、と農家の息子は直感する。

風が強く、冷たい。

一台の高級車が砂を巻きあげながらやってきて、農家の息子の前で停まる。
降りてきたのは元友人。
元友人は、いきなり農家の息子を批判しはじめる。
激しく口汚く、外見や性格的な弱点をあげつらう。




涼しくなるのはうれしいけれど、季節が変わった感じがつらい。




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