めざめていても夢はみる

ぼくはいつまでもさまよいつづける、
夜が明けても醒めない夢のなかを…

ある明け方

2017-09-15 13:43:08 | ちょっとしたおはなし


明け方。
ぼくは酒を飲みながら、なにかを考えている。
やがてカーテンが白く光りはじめ、ひんやりとした空気を肌に感じる。
ぼくは、グラスに残った酒を一気に飲むと、キッチンへ行き、また新しく酒をつくった。


庭に潜むなにもかも正しい人たちが、息をころして押し入るタイミングを見計らっている。






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