以下は特定のアプリ、「矢印ナビ」の特徴をおおよそ示すものだ。他にも同様の道案内アプリは世界中を見渡せばあると思うが、直感的に使えるので優れていると思う。これはバ-ジョン1.3で、最初のバ-ジョンはもっとオプションがあったが、特に必要ないものばかりだったので、これが最適かも知れない。
初期画面は以下。
現在地のみの表示で、誤差は大きい。GPSと基地局の電波は両方届いている、室内での表示場面だ。なので、表示や矢印合わせは不十分な場合がある。
地図上の長押しで目的地にピンを立てた場面が次になる。住所で目的地の設定も出来る。
勿論、住所から検索して目的地を設定する事も出来るが、長押しの方が手っ取り早い。
このメニュ-では、「その他」以外のボタンにはサブメニュ-はない。「その他」の中身も実質上地図の代わりに航空写真を選べる位しか、他のオプションは存在しないので、道案内に使うボタンは、「矢印表示」と「コンパス開始」しかない。
まず、現在地から目的地に矢印を向けて見る。次の画像だ。
地名の特定を避けるためにぼかしているので、ピンがはっきりと見えないが、根元に向かって矢印が伸びている。次に、これにコンパスも加えて見ると、次のようになる。
画面に対して矢印の向きが変わった。この時点で、矢印は磁石の北方向ではなく、現在地から見た目的地の方向を指している。なので、矢印を直近の道に平行にすれば、即道案内になる。
地図を拡大してみる。
この表示は概ね正確だ。このスクリ-ンショットは屋内で取得したものだが、矢印の下側の道まで、約4,5mと言うのは非常に正しいし、スマホの向きをもう少し変えて道と矢印を平行にすれば問題なく歩き出せる。
この道は本当の生活道路で、極近所の人達しか使わない細い道で、ナポリの裏道の細さと思えばよい。
結論的には、矢印ナビも当然 Google Map を使うわけだが、起動の速さ、オプションの少なさ、直感的に使えること、これらを考えると徒歩での道案内はグ-グルの道案内機能より優れていると思う。
経路は表示されない。と言うか、経路図を示されて、それが道案内だと言われても困る。本当に必要なのは100m、200m先の案内でなくて、今ここで右に行くのか、それとも左かに対する答えだからだ。上の図は、右に行ってはいけないと明確に指示している、優れものだと思う。
以上とは別に、 google map でのマ-カ-付地図に関して、全く偶然の発見があった。以下の3枚の画像で示す。
今となっては、あまり意味がないが、ずっと保管場所が不明だったマ-カ-付の地図は、
これを押して見て判った。次に展開する。
パソコン地図の保管場所はブックマ-クだった。これはCドライブの、普段は非可視化されたファイルに格納されている。コントロ-ルパネルで視覚化すればパスは以下の通りだ。
C:/users/ユ-ザ-名/AppData/local/Google/chrome/user data/default/bookmarks
とんでもない所に格納されている訳で、探し回っても見つからなかったのも無理ない。然も、この存在を裏付けるように、矢印ナビの表示にも以下のような部分がある。
携帯端末でもピンを立ててマ-カ-付地図にしたものをブックマ-クに保存できると、ここでも言っている訳で、考えてみればシステムデザイナ-が当たり前に使う場所かも知れない。今頃判ってもありがたみはないが、知っていて損はないだろう。
結論的には、こうなるのだろう。
1. 広域の道案内はパソコンで通常通りに
2. 街中などの限られた地域の経路の下調べは Google Map の道案内で頭に入れておく程度に
3. 実際の街歩きの場面では矢印ナビを使う