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スマホとグ-グルマップに関わる忘備録 (2)

2016-12-17 09:13:28 | Weblog

この忘備録はPCと富士通MO1との間のグ-グルマップの受け渡しに関わる実際的な解決策を記述している。

根本的な理由は、PCで編集したGマップをアンドロイドで参照しても、使える目印機能が極めて限定的なことだ。

具体的には、アンドロイドでもレイヤ-は参照できるし、ON/OFFも機能するが、実際にはレイヤ-に載っているはずの地点目印が表示されない。3種類ほどのアンドロイドアプリを試したが、どうにもならない。あるアンドロイドアプリは、初期画面ではPCでつけた目印がしっかりと表示されているが、ズ-ムして付近の詳細を見ようとすると、目印そのものが動いてしまうので、使いものには全くならない。

唯一、何とかなるのが、当該地図にPCで名前をつけて保存して、アンドロイドで参照することだ。アンドロイドの小さな画面で編集するのは絶対に避けたいし、本来、必要ないはずだからだ。以下が手順になる。

1. PCでの編集作業

PCで単純にGマップを開いて(つまりマイマップを新たに作成するのでははなく)、任意の場所で右クリすると小さなポップアップが出るので、「この場所について」を左クリすると、番地名か座標を選べるようになる。ここで、例えば座標を左クリすると、大きなポップアップが画面の左側に出る。この時に地図上では指定した地点にビックリマークのみが現れる。ここで、大きなポップアップの青星の「保存」を選ぶと、ビックリマークの根元に金星が現れる。

この時に、同じ大きなポップアップの「ラベルを追加」を押すと、同じ大きなポップアップの、それまで青かった星が金星に変わり、同時にラベル書き込み用のボックスが出現する。その中に任意のラベル名を書き込むと、書き込んだボックスのすぐ下の、薄い旗マ-クの右側に今入力した名前と、更に、そのすぐ右側に薄い文字で「ラベルの追加」と表示が出る。(この時に同じ大きなポップアップの一番下にも濃い旗マ-クと、濃い文字の「ラベルの追加」の表示があるが、それは無視する)

薄い文字の「ラベルの追加」を選ぶと、PC画面の右下に「ラベル名を追加しました」と数秒間の表示があり、同じ大きなポップアップの座標のすぐ上にラベル名が現れる。(この時点では、地図上のビックリマ-クと金星の場所には、ラベル名は追加表示されてはいない)

以上で命名と保存は完了する。以下はアンドロイドで参照する場合の操作方法だ。

2. アンドロイドでの参照手順


単純にアンドロイドのGマップを立ち上げて、マイプレイスを選んで、3本線メニュ-を開くと、一番左は「ラベル付き」なので、その一番下にラベル名が表示されているのがわかる。このラベル名は、そのラインの右側のX点マ-クで、即、削除できる状態になっている。


次に、「保存済み」を見てみると、左側から、金星、座標、3点マ-ク(これは、実際には削除ボタンの機能しか持たない)が一列に並んで見えるので、ここでも保存済みの金星を即、削除できることがわかる。

3. PCが使える場合の参照手順 (ラベル付き、と 保存済みのみに限定した操作方法)

この時点でのPCでの確認操作は初期メニュ-(3本線メニュ-)から「ラベル付き」の項目を選んで、目的地のラベル名を押すと、ビックリマークと金星の両方で目的の場所が地図上で確認できるのがわかる。この時にはその場所のラベル名は地図上の金星のそばには見えないが、大きなポップアップの保存済み金星をおすと、その金星は青くなり、地図上の金星が消えて、代わりにその場所のラベル名が同じ場所に表示されるようになる。もう一度青い星を押すと、元に戻る仕組みだ。

「ラベル付き」の場合は、中身は明快にわかるが、「保存済み」には、もし座標で最初に保存してある場合には、座標のみのリストしか見えないので実際には使えない。但し、特定の座標で保存して、更にラベル名も与えてある場合には、その座標を開いてみると、左側の大ポップアップメニュ-の中にラベル名も併記される。

ただ、実際にはPCが使えるなら、レイヤ-も、その中身も参照できるわけなので、単純にマイプレイスからマイマップに進んで構わない。後は地図名のリストが出るので、なんとでもなる。


スマホとグ-グルマップに関わる忘備録 (1)

2016-12-17 08:12:14 | Weblog

外国、特にフィリピンやマレ-シア、インドネシアなどに滞在しているとグ-グルマップが利用できない場合がある。ただ、その場合でも、SIM経由でのマップの参照が出来ない場合は、極稀で、今までにフィリピン中部地方の島で1回だけ経験したことがある。

問題は、ノ-トブックを持ち込んでいる場合、普通、ノ-トにはSIMの取り換えどころか、SIMそのものが付いていないので、WIFI経由でしかグ-グルマップを参照できない。最大の、然も、頻繁に起きる問題はそれが原因で発生する。

つまり、ホテルを予約する時に、仮に各部屋でWIFIが無料で使えます、などと表示されていても、5割の確率で使えないからだ。この直近の1年でも、30軒以上のホテルに泊まり歩いた経験から言えることだ。考えられる理由は、そのホテルに届いている電波がそもそも微弱で不安定か、あるいは館内のWIFI中継器の不具合だ。

となると、現地SIMを装着した自分のスマホでノ-トパソコンに対してテザリングするしかないわけだが、そんな場合、元々の電波が不安定なら、必ず速度が遅いので役に立たない。然も日本国内と同じような利用制限は必ずあるわけだし、のんびりと地図を眺めて、色々考えるわけにもいかない。

なので、根本的な解決策はSIMが付いているノ-トパソコンを買えば良いわけだが、そこにも問題がいくつかある。

1. 仮にSIMが付いていてもノ-トパソコンは持ち運びしたくない。重いし、大きいし、自分のように、ホテルを転々とする場合、ス-ツケ-スなどでなく、バックパック一つで移動するので困る。

2. そもそも、SIM付きのノ-トパソコンは稀だし、仮にあったとしても中国製や韓国製なら買う気はない。

3. そうなると、タブレットになるわけだが、中国製、韓国製は絶対に買わない。この観点から、タブレットを調べてみて、フィリピン製の7インチが最適で購入した。フィリピンは国産品が外国産よりも売れている、賞賛に値する珍しい国だ。部品は日本製が多いので、問題はない。アウトやインのカメラもついているし、何より、めちゃくちゃ軽いのが素晴らしいと思う。

チェリ-モバイルブランドで販売されている最高級の機種は、まず、SIMを2個着脱できる。WIFIでの利用も勿論できる。しかも電話としても機能する優れものだ。しかも、最上位機種でも4900ペソ程度(おおよそ1万円強)で、免税ならもっと安いかもしれないので、極めて安くて便利だ。

早い話、とても大きな dual SIM のスマホだが、SIM1個しか使えない、例えば富士通のMO1などでは、国内用のSIMが無くならないようにとても気を使うが、それも必要なくなった。海外旅行用に特化した使い方が出来るので、もうこれなしには海外には行けない。

でも、SIMでも解決できないのは、電波が完全に届かない場合だ。例えばボルネオ北部のキナバル山では登山中に頻繁に電波が途絶えてしまった。更に、ボルネオ各地にある自然保護地域でも起きる現象だ。

この場合は、OFFLINEの地図を利用するしかない。勿論、グ-グルマップの必要な部分だけ切り取って、OFFLINE的に使うことは出来るが、それは究極的な解決策ではない。

では、どうするかというと、タブレットにOFFLINE地図をあらかじめダウンロ-ドしておくことだ。色々あるが、自分はアメリカでよく使われているのを利用している。外国での使い勝手が良いからだ。

で、以上は忘備録の頭の部分で、次の記事で実際的な本題に入る。