パエ-リャ

木製カトラリ-

Canon Coolpix AW130 位置情報の操作(詳細-5 KMLログファイル)

2016-12-29 12:48:14 | Weblog

Google Map でなく、Google Earth を使えば、パソコンで編集したマイマップのレイヤ-に乗せた目印などを表示できるかも知れないという直観は矢張り当たっていた。

アンドロイド版 Google Earth の初期表示はパソコン版のような全球表示(瞬間的には出るが)ではない。3本線メニュ-が3か所にあるが、下の中央にあるのは、現在地付近の主要な場所の画像を見せるだけのもので、右下のは押しても何も起きないので無視する。左上のが本来のメニュ-だ。

上部左の3本線メニュ-を展開したのが次の画像になる。    

この、赤枠で囲ったマップギャラリ-にパソコンのマイマップ機能で作成したレイヤ-地図が入っている。マップギャラリ-を押してみると、以下のような画像になる。

 大きな赤枠はポケモンの生息地関係で、無視して上に見える小さな赤枠を

押してみると次のようになる。       

上から、「すべて」、「自分が所有」、「自分以外が所有」、「共有された地図」、「最近」、「探索」となっているので、自分が所有を選ぶ。すると、自分が以前にパソコンのマイマップでレイヤ-を付けて作成した一連の地図が表示される仕組みだ。そのうちの一つが次の画像になる。

  これはフィリピンのセブ島を起点にしたフェリ-航路を示しているが、マ-カ-やラインだけでなくて、パソコンでこの地図を編集していた時のツ-ルキットまで表示されているのは驚愕に値する。まさか、このスマホ上で実際に使えるわけはないと思いながらも、目印ボタンを押して、更に驚いたのが、次の画像だ。

               単に表示されているだけでなく、それぞれのツ-ルが機能するのが見て取れる。一言で言えば、アンドロイドの Google Earth は、この時点でパソコンのマイマップ編集機能を完全に再現出来ていることになる。更に驚いたのが、ラインや目印の属性まで表示出来る事で

例えば次の画像が  セブからミンダナオのナスビトに向かうフェリ-航路の属性まで示している。つまり、スマホのGマップなど、もう必要ないわけだから、とんでもない発見だ。

すべては、キャノンのコンデジのGPS機能を最大限に活用するための努力の中で、偶然に見つけたヘルプ記事が始まりだ。その潜在的な意義を見逃さなかった自分の知識と洞察力の素晴らしさを改めて自画自賛している。


Canon Coolpix AW130 位置情報の操作(詳細-4 KMLログファイル)

2016-12-29 11:25:20 | Weblog

ログファイルの地図表示に汎用性を持たせるには、カメラのおまけで付いてくる地図表示アプリでなく、Google Mapに直接取り込んで表示したいと素朴に思う訳だが、何故かこれには失敗してしまった。汎用性とは、元になるログファイルをメ-ルに添付して送れば、相手がカメラのおまけで付いてくる地図表示アプリを持ってなくても、添付ファイルを直接Google Mapで表示すれば見ることが出来る事を意味している。

失敗の具体的な手順は、マイマップで地図を新規作成する場面で、まだ無題のままの第一レイヤ-にログファイルをそのままインポ-トする事を試みたが、結果的に出てくるメッセ-ジは「KMLとかの受け入れ可能なファイルではないので、ダメ」というものだ。つまり、ログファイルは、まだKML形式にはなっていないらしい。

ところが、パソコン版の Google Earth で試してみたところ上手くいったので、手順を記述しておく、と言っても、大した手順でもないが。

普通に Google Earth を立ち上げて、全球表示の時に、上部メニュ-バ-の「ファイル」から「開く」を押して、ログファイルを選択する。この時のファイルの種類は全表示にしておくこと。

            

この表示のままでOKを押すと、全球表示が急速にズ-ムインして、次のような軌跡が地図上に現

れる仕組みだ。 

この青いのがカメラが実際に移動した軌跡のKML形式のトラックなので、逆に、この生成されたファイルをGoogle Mapにインポ-トすればよいのかもしれない。問題は、元のログファイルから一時的に内部で生成されるファイルと思われるので、コピ-することも出来ない点だ。

いずれにせよ、カメラで生成されたままのログファイルはKMLファイル形式ではないことがわかる。

あと考えられる手立ては、ログファイルをCSVファイルに変換することだろうが、ログは自分の場合1分間隔で記録するので、膨大な行数のファイルになる。やりたくない作業だ。そのCSVファイルをKML形式に逆変換してやれば上手くいくだろうとの推測は成り立つ。面倒だが。

あと、Google Earthのメニュ-の中の項目にに 「Google Mapで表示」と出ているので試したが、トラックは表示されなかった。理由は不明だ。ただ、CANONのメニュ-からの地図表示から解放されたので、汎用性は格段に向上してはいる。

この記述の内容と直接には関係ないが、もしかすると、使えるかもしれない記述に出くわした。

Google Earthのヘルプの一部に、以下のような記述があるのを、偶然発見したのでコピペしておく。

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Android で KML ファイルを表示する

パスやランドマークなどの地理データの表示に使用する KML(キーホール マークアップ言語)ファイルを Android 端末で表示できます。KML ファイルについて詳しくは、KML の記事をご覧ください。

KML ファイルを開く

  1. Android 端末で Google Earth アプリを開きます。
  2. 左側のメニューで [Google ドライブ] をタップします。ログインしていない場合は、Google アカウントにログインします。
  3. Google ドライブの左パネルで目的の KML ファイルをタップします。
  4. レイヤの表示 / 非表示を切り替えます。

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いままで、アンドロイドではレイヤ-内容の表示にことごとく失敗してきた。しかし、いずれもGoogle Mapでの試みだ。この記述は、Google Earthでやれば、もしかしたらレイヤ-表示ができるかもしれない予感を感じる。