厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

母親がまたちょっと deranged。精神錯乱か?

2023-05-14 09:36:40 | 日記
今日は母親との面会。できれば車椅子を押して散歩に出たい。

昨日、夕方同窓会で飲んでいる最中に老人ホームから電話が入った。どうやら精神というか認識能力が錯乱しているらしい。

以前はよく物が盗まれた。施設の誰かが盗んでいる。と言っていたが、今回は介護者と一緒に出かけた店で自分で頼んで買った物を、「こんなものを買った覚えはない」と言い張っているらしい。

ま、様子を見てくるか。

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昨日は少し雨が降ったが、今日は大丈夫そうだ。

今日は夕方、楽天地のTOHOシネマズで「すずめの戸締まり」を見ようと思っている。

明日はスラムダンクかな。

ホテルと映画館が近いので、集中的に映画を見るのに最高だね。錦糸町は。

ただもう建物が古いのだろうか、昨日スーパーマリオブラザーズを見たスクリーンは、席の幅が狭く、前の席との距離も短いのでかなり窮屈だった。

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遅い朝食を近くのドトールで取った。

昨日、今日の錦糸町探索で分かったのだが、錦糸町駅の周りにドトールコーヒーはなんと4店舗ある。

これがその証拠だ!



私はドトールのファンだ。

昔使っていた兜町の事務所の近くにも1店舗あった。しかしそれが数年前に撤退し、以来遠ざかっていた。

それが狭い地域に4店舗とは!どういったマーケティングをしているのだろう?

よく知られているが(え?あまり知らない?)、ドトールコーヒーは前身となったコロラド(Colorado)という喫茶店がある。もう40年以上昔になるが、私は駒場東大前の店によくお世話になった。貧乏学生などでそんなに頻繁には行かなかったが。

上品なご婦人がオーナーで、その醸し出す雰囲気に惹かれていたのだと思う。

コロラドはドトールコーヒの創業者が戦争で夫をなくし生活に困っている戦争未亡人のために起こした商売だ。当時私は知らなかったが、多くのコロラドのオーナーはそのようなご婦人だった。私が見た方は戦争未亡人にしては若かったので、おそらくその娘さんだったのではないだろうか?

コロラドは今でもあるのかな?

さてそのドトールに代表される「なぜ錦糸町に複数店舗が?」問題だが、他にもある。

今回の東京出張で寄りたいと思っていたのは地元にない「てんや」だが、なんとこれも駅周りに2店舗ある。

他にもそういう例はあるのかな。

そしてもう一つ特筆すべきは、私が昔いた場所から撤退してしまったチェーン店がなぜか錦糸町に集中していること。

例えば、Wendy's。



バーガーキングもある。



これらはそもそも一旦日本から撤退したチェーンだ。それが錦糸町に再上陸とは。

昔、我が町にもあったが、知らないうちに撤退したビアードパパもあるぞ。



競合相手同士が、互いに接近することをいとわず進出している。これが錦糸町の大きな特徴だ。

それが意味することころは?

この街が今後発展する、とみなさん見ているということでしょう。

競合各社が舷舷相摩して譲らず、それこそ肩を並べて店舗展開をしているのはある種、壮観です。

やはり日本の未来は錦糸町にある、ということだろう。

そして、便利なものは全部集めればいい、というのが錦糸町のポリシーというか信念のように感じる。

映画館は2館あるが、パチンコも当然あります。駅前の地下に西友があって、駅の目の前にパルコもある。

映画館の上には温泉もある。すごくない?

そしてなんとWINS、つまり中央競馬会の場外馬券売り場もあるのだ。

そこで気づいた!

錦糸町の駅前の複数の横断歩道には両側に交通整理の警備員が立って、歩行者を誘導している。こんな風景は東京の他の駅では見たことがない。

あれは場外馬券売場が手配しているのだ!それに間違いない。なぜなら、馬券売場がない駅の北側にはそんな警備員は配置されていないからだ。

そういえば、銀座の馬券売場や渋谷東口のちょっと南の馬券売場にも警備員が配置されていたっけ。

懐が深いね。錦糸町!

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今日は天気が悪い。雨も時々ちらほら。

総武線に乗って西の錦糸町と私が勝手にきめつけた中野まで行ってきた。

中野駅界隈は錦糸町ほどではないが、結構な繁華街。

松屋なんか同じ通りに面して、数百メートルだけ離れて2軒あるからね。我が地元から消えてしまったリンガーハットもある。

さて、お昼は錦糸町の駅中にあるてんやで天丼と思ったが、混んでいて待ちの列ができていた。

おまけに店舗スタッフが手薄な印象があったので、割り切って中野まで移動して、そこのてんやに入った。

ここは何度か入ったことがある。スタッフもきびきびしていて好印象があった。

幸い、すぐ席に着けた。

食事を済ませて母親のいる老人ホームに向かった。

母親は見た目元気だったが、やはり妄想というかちょっとした錯乱状態にある。

施設のスタッフがチョコレートを取る、と相変わらず言い張っている。

それでも1時間半ほど明るくお話をした。

同じことも何度も繰り返す。その都度、初めて聞いたふりをして相槌を打った。

これだけも3倍時間がかかる。

私も暇なので問題ないが。

3時ごろに施設を後にして、姉にも電話を入れ、バスで中野駅に戻った。

途中、交差点の角にある古いビルが目に入った。いかにも耐震強度はありません、という音を上げた風情なので心配になった。

1階は中華ラーメン屋さんだ。

1980年よりもかなり昔に建てられたことは明らか。まだこんなビルが東京には残っているのだ、と思った。

ふと2階に目をやると、そこには「耐震設計はお任せください」というでかい看板が横向きにかかっていた。

設計事務所が入っている?

仕事を頼みたいような、頼みたくないような、複雑な気持ちになった。