最後にニューヨークに行ったのは2000年。
同時多発テロの前年。
以来、23年間ご無沙汰している。
それまでは仕事やプライベートで結構頻繁に行っていた。
コロナも開け、久しぶりに行ってみたい気持ちが起きてきたが、しかしこういう動画を見ていると、その気持ちも萎えてくる。
ニューヨークをお勧めしない理由3つ!街中ゴミだらけ?
ニューヨークに限らずアメリカの生活が特に日本人にとって大変、という啓蒙動画も出ている。
【アメリカ生活の現実】日本人にアメリカ移住を絶対オススメできない3つの理由
閲覧数かせぎの刺激的なタイトル動画にすぎない、という説もあるかと思うが、しかしその内容はいずれも「確かに」と頷けるものだ。
私は旅行客であり滞在する訳では無いが、昔のようなexperience が得られない、となるとわざわざ大金を払って訪れる必要もないような気がする。
インセンティブがないということ。
アメリカに旅行してまず悩むのが、到着した翌日から、何を食べたらいいのか迷うということだ。
選択肢がありすぎて迷うのではない。
おいしい店がないので迷うのだ。
いわゆるアメリカ的な店となると、ステーキ屋とかシーフードとかになる。しかしこういう店は新たなことにチャレンジするわけではないので、そもそも驚きがない。10年前と同じメニューが並んでいるだけだ。おまけにステーキもシーフードも日本のほうが美味しい。
ということでよく行ったのは中華、タイ、ベトナム、メキシカン。こんなところか。
これもそんなにバラエティがあるわけでもないので、1ヶ月も滞在していると飽きる。
勿論日本食に行けばいいのだが、そもそも高いし、あやしい日本食屋が多くて、日本で食べるほどの満足は得られない。
食事が目的ではないだろう。他に見たり、行ったりするところがあればいいじゃん。食べ物なんで McDonald'sやKFC、Del Taco、Taco Bell で済ませれば?という考え方もあるが。しかし食べ物は大事だよ。
何よりも今はアメリカの物価がぶっとんで高いので、そのハードルは結構高い。飛行機代もサーチャージを含めれば昔の倍は行くのでは?
ということでアメリカとかニューヨークに行くくらいなら、錦糸町でいいかな、と思ったりするわけだ。
さて今週も明後日から東京だ。
一番の目的は留学先の大学の同窓会だが、母親のところにも顔を出そうかと思う。
あとは錦糸町の探索かな。というか、錦糸町の周辺地域を巡ってみたい。
具体的には、
(1)ちょっと遠いけど、荒川を渡って四つ木
(2)亀戸。なんでもおいしい餃子屋さんがあるとか
(3)両国。ここは東京餃子。
(4)門前仲町。居酒屋だな。
(5)砂町銀座商店街。
(6)荒川沿いの散歩。
今回は無理でも次回は亀有や金町にも足を伸ばしてみたい。
Google Map を見て今気づいたけど、小岩とか新小岩はギリギリ東京なんだね。千葉県かと思っていた。
いずれにしても今年は江東区、江戸川区、葛飾区の東部三区の探索を堪能したい。
この地域は地震、洪水には弱いが、東京と千葉の間に位置していて、将来性はとても高い。
首都圏が更に栄えるためには、成田空港を背後に抱える千葉市周辺が工業的、商業的そして文化的にもっと発展して横浜、川崎並の人口を吸収し、東部三区を挟んで巨大な経済圏を作り出すことが必須だ。
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今日は雨。芝生にはありがたい。
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CX-5のローン支払いが今日で最後だった。残るはジムニーのローンだけ。
これも来年の4月で終わる。
それで長かった借金生活も終わりを告げる。
ま、最後の車のローンは大したことないけど。勿論一番大きかったのはマンションのローン。次が留学費用のローンかな。
いずれにしても借金の負担なく余生を暮らせるのは本当に気楽でいい。
今住んでいる家は母親名義だが、固定資産税は私が払っているので、私が相続するのに姉も異存はないだろう。そもそも田舎の家など下手にもらっても負担でしかないし。姉夫婦は姉夫婦で、旦那さんが親から相続した千葉の別荘地の処分に困りきっているらしい。
気楽に住むため無借金に加えてもうひとつ必要なのは、災害からいかに逃れられるかということ。私が住んでいる土地は、この点、おそらく日本で一番リスクが少ないと私は思っている。
日本は災害のデパートなので、一番怖い地震以外にも、大雨、洪水、大雪、土砂崩れ、など数え出せばきりがない。最近は富士山噴火まで取り沙汰されている。
地震については先日たまたま目にしたこの動画がとてもためになった。
高層ビルに甚大な被害も「長周期パルス」の破壊力【5月26日(金)#報道1930】|TBS NEWS DIG
この動画に出ている福知名大名誉教授は先日あげたこちらの記事の動画にも出演されているが、客観的な事実に基づきとても説得力のある話をされている。
そして江戸時代の人々と同じように、災害に襲われそうな場所には住まないことを強く提唱されている。
私は結果的にことを実践していることになる。
リモートでの仕事もどんどん可能になっている今日、たとえば東京に住み、東京に全ての財産を置くことにはそろそろ慎重になったほうがいいのではと思う。
一番いいのは富士山以西の内陸部の地盤が頑丈で、川からは離れ、後ろに峻険な山や崖がなく、台風が避ける地形に囲まれた土地に住む。
これが一番。
あと、雪が降らないこと。これも大事。
となるとどうでしょう。滋賀県、奈良県、京都府。加えて瀬戸内海に面する岡山県、香川県、愛媛県あたりでしょうか。山口県、大分県もギリギリセーフか。
広島県は山崩れがあったので、ちょっと注意。海沿いはいいかも。
東北、北海道は富士山からは離れているけどやはり寒さと雪がつらいね。特にご老人は。
昔の首都が奈良と京都にあったのは、まさに災害リスク管理上はベストだったのでは?
さて東京。
周辺の地域も含めてますます栄えるばかりだが、富士山噴火、地下直下型地震、荒川、隅田川、江戸川、玉川の氾濫。などなど考えると、そろそろほどほどにすべきではと思ってしまいます。
ということであさってからは錦糸町。楽しんできますよ。