COVID-19の影響を受けたこの夏のドラマが続々と終わっている中で、TBSの“TOKYO MER”はオリンピックで1回??間を空けただけだったかな??視聴率には影響は受けたと思うけど、まずまずで終える事が出来たのはよかったかもしれないな。内容的にはそう斬新さはなかったものの、levie的には楽しんで見れていた(微笑)医療モノはもう背景が病院という単体ではなかなか見向きはされないかもねぇ…。腐敗とか正義感とか、難しいオペで…失敗しない…だけではね~。視聴者の目が病院/医療というものに肥えてきたからかもしれないな。かといって、薬剤とか委託会社のリネンとか、採血など検査室を主軸に持ってくるのはちょっとムリもあるからね~。薬剤師をメインに持ってきた…アンサング…は現実離れも甚だしいモノだったし、秋クールにフジだったかな??放射線技士モノがまたやるけど、医者からしたら…なんじゃありゃ…となる作りだしね~。視聴者に間違った知識を与えるモノ、与えかねないモノは制作しないでもらいたいモノだ…。
どうせやるなら近未来の医療を連想できるようなモノ、例えば噂にもなってる…“メドベッド”…でドラマを作ってくれればいいのに。もしかしたらラジエーションハウスでチラッとでも取り上げるかもしれないけど…。さて…TOKYO MER…、実際にそんな構想が有るのか無いのかは知らないけど、架空のモノとしてはそれなりによく作り上げたかな~とは思った。あんな事故が毎週のように起きるわけがないと思うし、危険な場所に医師や看護師が率先して入っていく事なんか無いに決まってるし…、自らの命も省みずに他人の生命を助けようとする設定はちょっと疑問だったけど、…“ドラマだから”…(微笑)蜂に刺された子供を救助に行く回が無難な設定だったかな~。派手な演出はなかったけど現実味は突出してるよね。←比べると→けど、救急車両にオペ室が完備されているのはいいかもね~。人材とか事故や事件の背景は抜きにしてね。その場で緊急手術出来れば助けられる“命”はあるだろうから。
細かくはケチをつけれるトコとか、えっ??、って疑問符が付くトコは探せばたくさん出てくると思うし、正義感や美談に落とし込む話としては~、だけど、あれはあれでまぁいいのでは??ドラマだから(微笑)
東京都知事役が…ゆり子…って、もしや嫌味を込めてるのかね??(微笑)けどあっちの…百合子…はきっと影武者で偽物だから…。対決姿勢の厚生労働大臣役の渡辺真起子さん、いい役もらったんじゃない??今後は引っ張りだこでドラマに出そうだな~。石田ゆり子さんとは対極のカラーで一番得をしたかもね~(微笑)存在感もまずまずだったと思う。存在感と言えば意外にも健闘したのは、兄で医師の喜多見幸太役の鈴木亮平くんの妹役を演じた佐藤栞里さんかね~。現実性や緊迫感というのはあまり感じなかった事故現場シーンだけど、なんだろ、フワッとした安心感というか、ホッとする日常を上手く体現していたように思う。それ故に、先週爆破事故で亡くなったシーンは多くの視聴者も感情移入してポッカリと穴が空いたようになったんじゃないかな。最終話の出演者にもそれがいい意味で響いたんじゃないかな??…。
最初は敵のような存在だった賀来賢人くんの仮面というか、心を溶解したのも妹やくの涼香が一役買ってるよね。最終話の展開はなんとなく予想がつくモノだったけど、公安部外事第四課長役の稲森いずみさん、テロリスト役の城田優くんの絡みは少なすぎな印象で終わっちゃったな~。心臓外科医で元妻役の仲里依紗さんも少なめだったね…。公安とテロは途中から唐突に突っ込んできた印象しかなくて、設定的にムリしていたのでは??って思う。そう壮大でもない内容に本筋と違う時間軸を無理矢理ねじ込んだ感じ??テロリストの命を助けた過去が明らかになったのはいいとして、時間が足りなかったかね…。もう1話2話あれば膨らます事も出番を増やす事も可能だったんじゃないかな~。もったいないと言えば、もったいないし、最終話はあまりにもあっさり片付いて拍子抜けた感じだったな…。話が円満に終わってくれたのは王道でよかったけどね。
医療モノって、ほぼ出し尽くしてるようなモノだから、次は…介護…系に移行した方がいいんじゃない??特養やデイサービス、リネンや清掃の悪徳ブラックな委託会社とかさ…、口だけ出して何も解ってない課長や営業、指導者の実態を暴くようなモノが見てみたいな。あぁそれ、病院だわ…。明らかに不向きなパートなんかもいるしな~。←注、今から7~8年前を思い出して書いた(爆)
数年後には医療や介護が過去のモノで廃れているかとしれないから、やっぱ…メドベッド…絡みのドラマがいいかな(微笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます