When I Dream

~気侭な戯言日記~

口永良部島新岳の噴火

2015-05-30 16:00:00 | 理数系/地学、自然科学など
ここ最近は、箱根の大涌谷のニュースが尻すぼみで消えてしまった感じで、身の回りでも何事も無かったかのように話題にもならなくなったけど、昨日は、鹿児島県の口永良部島新岳の噴火の報道があって、連想するように思い出した人も多いんじゃないかな。口永良部島は、昨年の8月に34年ぶりに噴火して、噴火警戒レベルが1から3に引き上げられたそうで、以来、火山性地震が多く発生していて、昨日の噴火で警報レベルが5に引き上げられたのかな??←時系列で記事を見ていないので解らない(爆)→そして全島民に避難指示が出されて夕方までに全員が屋久島へ避難したんだとか。昨日の噴火の前兆は、顕著な火山活動の高まりは観測されていなかったそうで、23日に火山性の地震が一時的に増えて、震度3の有感地震が1回観測されていたけど、警戒レベルの引き上げは見送っていたそう。それだけ予測は難しいって事だと思うけど、これを箱根にムリヤリ当てはめると、ゆっくりと、エネルギーを溜め込んでいって、活発さと小康状態を何度も繰り返し・・・、っていう事が素人でも危惧できるのではないだろうか??

口永良部島新岳の噴火は、現在は止まっているそうだけど、再び規模の大きな噴火が発生する可能性があるとして警戒しているそう。ニュース映像は見ていないんだけど、拾った画像に愕然。↓





南国の椰子の風景の背後のこの噴煙の凄まじさには空恐ろしいモノがある。
これを見て蘇ってきた記憶が長崎県の雲仙普賢岳の火砕流だった。尾根と谷を滑り降りるように迫ってくるあの噴煙を覚えている人も大勢いるよね。現在の日本の火山帯は活動期に入っているという記述が多いけど、その原因の一つが、3.11の東日本大震災だと言われている。
5/25の火曜には埼玉北部が震源のM5.6:最大震度5弱の地震が起きて、一瞬ヒヤリとした人も多かっただろうねぇ。昨深夜は茨城南部が震源のM4.8:最大震度4にビックリして起きた人もいるかな??
地震の数こそ、あの当時に比べたら減ってはいるものの、フィリピンプレートの周辺はかなり活発になっているのは事実だし、この先の数年は、大きな地震や火山の噴火には警戒しないといけないかも。

その一つが箱根だろうとlevieは思っている。まだ噴火はしてはいないけど、火山性微動の増加は芦ノ湖の湖尻でも観測されているそうだから、もしも箱根で、口永良部島新岳と同じような事が起こるとしたら、どこから噴煙が上がるかは誰にも解らないんじゃないかなぁ??もちろん噴火して欲しくないけど、まだ警戒レベルが2だからと、対策を怠らないでもらいたい。観光地だからデリケートな問題を含んではいると思うけど、噴火してからでは遅いのだから。あの地形じゃ、逃げるに逃げられない人も大勢出てしまうだろうしね。

さてさて、LINEのトークメッセージで久しぶりに鹿児島県の指宿に住んでいる友人に連絡を入れてみた。
桜島も時々噴煙を上げているし、口永良部島の影響も心配になったから。
口永良部島新岳は距離もあるし、火山灰は飛んできてないそうだけど、桜島の火山灰は風向きによって、時たま積もるくらいになるそう。今の所は、日々の生活には大きな影響はなさそうだけど、噴火の規模が大きくなるとどうなるかは解らないし、やっぱり気になるな~。大きな噴火は起きなきゃいいけどなぁ。

けど、東京も色々な意味で、最早安全ではないだろうから、個人単位、世帯単位で、緊急時の備えをしておかなきゃいけないかもなぁ。とりあえずは、火山灰を防げる頑丈なマスクを探して買っておこうかな。
きっといつかは必要になるだろうしねぇ。

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