『シークレット・ダンジョン』

秋月こおさんの『要人警護』４巻。（キャラ文庫）
今一番待ってる作品。即読みです！
「シークレット・ダンジョン」は雑誌掲載の時に読んでるんだけど、やっぱり面白かった。
今回『小説キャラ』の１１月号に「要人警護」が掲載されなかったので、半年に一度会えるのを楽しみにしていたファンとしてはガックリだったんだけど、この４巻に書き下ろしの「ホーリーナイト」が入っていて、ラッキー！
美晴と剛志の関係の進展具合もさることながら、各話の展開の面白さがさすが秋月さんって感じで、本当に楽しませてもらってるシリーズ。職種が職種なんで、話はハードだし、無茶苦茶好みです！
大の大人の男同士で、出会ってそんなに簡単に恋に落ちて、ハッピーエンドなんて、ありえない・・と思いつつ、普段はその虚構を楽しんでるんですが（普通のBL小説は１冊で完結する恋だし）、この二人の恋のハードさは、納得もの。
１巻の出会いは最悪で、剛志がどんなにがんばっても、美晴は絶対に落ちそうにない！と思わせる展開だったのに、巻を重ねるうちに、剛志が成長し、難攻不落なクールビューティーだった美晴の気持ちが剛志に傾いてきて・・という流れがすごくいい。
何巻でもかけて、じっくり恋の行方を見てみたいと思います。

そんなに職場恋愛がタブーだったら、エスコート社（水壬楓子さんの「エスコート」シリーズ・・）に転職って、どうだろ・・。
世界違うって・・。