ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

娘っこ、転機?

2007年11月03日 | 子供
娘っこの部活もようやく3年が引退するらしくて(こんな時期まで!受験は~って心配になる。来年は我が子だよ!・・・とりあえずお疲れ様でした)、部長とかも交代。
で、娘っこはコンミスになったらしい。
先日帰宅すると、マスクして、体操服姿。
「いったいどうしたの?」ときくと、「コンミスになった。私は今日から生活を変える!こんな生活のままじゃコンミスはできない!」・・・。

そりゃまた重要なポジションについたもんだ・・。というかよく選ばれたもんだ。

すごい決意らしく、平日なのに12時まで掃除してました。こんな娘っこはみたことないです。

「本当なら、年末まで掃除しないつもりだったんよ。でもこんなきたない部屋じゃ、ダメ人間になる」
「よくこんな部屋でくらしてたよ。もう少しで病気になるところだった・・・」

あんた、いまさら・・・とは思いましたが、とにかく前向きに生きることはいいことなんで、頑張ってほしいです。
でも、このテンション、いつまで続くのか?
それから4日もたった今日は、綺麗になった部屋で、延々と「ラブコン」を読みふけっておられました。勉強する姿をみたことありません。

きっちりと本棚には綺麗にマンガや小説が並んでいるのですが、多分入らなかった進研ゼミのテキストはゴミ袋に3袋もまとめられて捨てられてました。まだまっさらでした・・・。


『花嫁は夜に散る』 愁堂れな 

2007年11月03日 | BL本感想とか
稲荷家房之介さんのイラストが素敵だったので、そして本屋でパラヨミした時に、受キャラさんがすごくかっこいい感じだったので、購入。
実は愁堂さんの本は、最初の頃は結構きちんと読んでたんだけど、ここ2~3年はなんか物足りなくて、あまり読んでなかったんですね。
で、今回久しぶりに読んだんですが、やっぱりいまいちだった。
綺麗な絵で、かっこいいヤクザさんで、かっこいいホストなのに、この「ぬるさ」はなんだ?って感じです。
どうせなら、最後甘くてもいいんですが、途中経過ぐらいハードな展開がほしいし、ヤクザさんが全然まったくヤクザらしくない。つ~か、こんだけ素材並べても全然危険な香りがしないです。
それどころか、互いに惹かれる、特に神流が英に惹かれる理由がわからん!こんなんでラブは生まれんだろう・・。
事件としてもぬるいし、恋愛としてもぬるい。
いったいこの小説のよさはどこなんだ???
愁堂さんのFANには申し訳ないが、本当に期待はずれでした。
だいたい、なんで「花嫁」なんだよ!

BL、がっつり買っては、細々と読んでます。
この前出張先の古本屋で買った崎谷はるひさんの『しじまの夜に浮かぶ月』は自虐的な受けくんがせつなくて、いじらしくてたまらなかったです。読んでいて、こっちまで胸がギューとなっちゃう感じです。
崎谷さんの小説は絶対はずれないなあ。

松岡なつきさんの『アンダルスの獅子 』。歴史もの~って感じでしたが、ストーリーがしっかりしてて、キャラがぶれないので、安心して読めました。
最後なんか思わず涙ぐんじゃった・・。