ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

上関 町長選

2011年09月25日 | 私事・・雑感
上関町長選、現職3選。

原発が何を残していくのか、十分わかっていても、やっぱり目先の「生活」なんだろうな…。
地方のそれも特に産業のない町でどうやって生活していくのか?
もしとか万が一とか・・とかそれ以上に、原発が人間の手におえないものだとわかっていても、ほしがる人がいるんだなあ。

遠い町の話ではないので…。
原発はできてほしくない。と思います。


『馬上少年過ぐ』 司馬遼太郎

2011年09月25日 | 歴史
政宗さまを描いた表題作は、友人のご主人からの紹介で、以来3回は読ませていただきました。
すばらしい さすが司馬遼太郎さんだ・・。
息子に「遼太郎」と名付けようかと真剣に考えたのを思い出した・・。

そしてこの週末、『馬上~』以外の作品を完読。どれもすごくよかった。
なかでも、『重庵の転々』。
宇和島支藩の吉田藩の伊達宗純に絡んだ話で(政宗の孫にあたる)、おもしろかった!
宇和島、吉田は年に2回くらい仕事で行く土地なので、ああ、あのあたりかあというのがわかるので、自分にとっても刺激される小説です。
天赦園の名前の由来とか・・、そうだったのか!
伊達資料館みたいなのが宇和島市内にあったはず。ちょっと時間のあるときよってみるべし!

『英雄児』は河井継之助の話なんだけど、これが『峠』の原型なのか・・と感心。
もうずっと以前、『峠』をよんで、ものすごく河井継之助に感動したんだけど、この年でまた出会うとは・・。
司馬遼太郎さんの小説とは一生付き合える。

『夏草の賦』も読みました。
元親ってこういう人だったんだ・・。さすがBASARAとは違っていた。そうだよね~、あれと同じじゃないよね~。政宗とか信長とかは先行するイメージがあるので、さすがにアニメを鵜呑みにしないけど、元親には先行するイメージがなかったので、あやうくあのままをゴックンしそうな勢いだった・・。
この小説の元親は、政宗とダブるところがあるよね。子供のころと成長してからの戦いぶりの違いとか・・。

岡豊(おこう)が、もともとの出身だとは知らなかった。岡豊、行ってみたいです!