ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

赤禰武人のお墓

2018年02月06日 | 歴史
日曜日に、連れ合いが阿月の克己堂を見たいというので、阿月歴史探訪。
あたしは以前から行きたかった赤禰武人の屋敷の跡と、お墓にお参りすることに。
克己堂は元の阿月小にあって立派な門が残っていた。




そして赤禰武人の屋敷跡。




「奇兵隊総督」という銘に、高杉に裏切り者と断じられ、非業の死を遂げて、以降名誉回復するまでに随分長くかかった人なのに、ここ阿月では大切にされているのだなあと思いました。
近くにはあの世良修蔵の屋敷跡の碑もあり、ここにも「奥羽鎮撫総督参謀」とあり、阿月の人々の熱い思いを感じます。
戊辰戦争の際にものすごく横柄な態度で奥羽列藩を怒らせて殺された長州の恥みたいなイメージしかないのにね。
ある面そうだったのかもしれないけど、克己堂で赤禰たちと日本の将来を論じていた頃だってあったはず。本当はどんな人だったのか?第二奇兵隊の歴史とともに、今一番興味があります。







そして、海岸沿いを離れ、道を山側にいくと、赤禰武人のお墓があるという看板が。
しかし、これがとんでもない山道で、マジかと挫折しそうになるくらい。ってか、文字通り山道で、お墓は山の上にあったのでした。
ふもとの矢印から250m。
しんどかった













帰りの風景。こんな素晴らしい瀬戸内海が見れて良かったです。















冬で良かった。夏の山登りは蛇とか虫とか怖くていけないところだった