今日から4日間で行われる周南"絆"映画祭。
初日に行ってきました。
コロナのために2年ぶりの開催。
映画館のなくなった町、徳山で4日間映画三昧できるという夢のようなイベント。
会場は昭和で時間が止まってしまったような古い映画館ですが、その空間すら懐かしくて愛おしいです。主催運営される方々のご苦労に感謝しつつ、楽しみます!
今日は「さよならテレビ」と「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を見て、それぞれのトークショーをみてきました。
「さよならテレビ」は東海テレビ制作のドキュメンタリー。どこからどこまでが作り込みのないところ?ってわからなくなる。ドキュメンタリーだから、すべて真実なんだろうけど、ある程度のストーリー作りと演出はあるはず。テレビ番組って、報道ってなんだろうなって考えさせられる映画でした。
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、もうこれって、完全新作版だよねー😅
本編に30分付け加えて完全版にしましたっていうものじゃない。同じ世界を描きながら、別の物語になってる!すごいー!!
市井の人々の普通で幸せな生活を見てるだけで、涙が出てくる。連ドラのカムカムエブリバディと重なるね。この感覚は。そして、空襲、原爆と日常を壊し、愛しい人たちを奪っていく戦争。
リンドウの花の紫が綺麗だったなあ。
何故かいつも水原君のところで泣ける。
終演後、会場を変えて片渕監督のトークショー。色々なお話が聞けました。ほぼ同世代。60代から20代のアニメーターに託していく、繋げていく仕事の話、自分にも重なる話ではあるけれど、自分に照らすと厳しい。受け止めてくれる人がいないな😑
そんなこんなで色々刺激のあった1日でした。
しかし、例年思うけど、若い人が参加してないんだよな。50代以上の人が大半。