GWの5・6日に念願の高千穂峡に行ってきました。
うちの奥さんもちょうど休みでしたので、行こうとは思っていたのですが、5日の天気がいまいちよくなかったので、どうしようかと思っていましたが、8時ころから行くことにしました。
こちらは雨が降っていませんでしたが、耶馬渓を越えて玖珠に入ると霧雨が降っていて牧ノ戸峠では霧で2台前の車が見えないくらいでした。
休み休み行きましたので道の駅高千穂に着いたのは1時前でした。とりあえず何か食べようと思ったのですが、さすがGW人が多くてそれどころではなくて、外で肉巻にぎりの車販売がありましたのでそれを買い駐車場を探したのですが、なかなか空いてなくて結局道の駅の第2駐車場でおにぎりを食べて、高千穂神社の駐車場からシャトルバスで真名井の滝まで行きました。
初めてのところでバスがぐるぐる回っていきますのでものすごく遠かった気がしました。
でも後で神社の駐車場から歩いてみると意外に近かったのにびっくりしました。
GWの高千穂は人がいっぱいで、ボートも待ち時間がすでに4時間ということでした。
真名井の滝をまず下流の橋の上から
遊歩道を歩いて上流側へ
写真でよく見る風景です。少し水量が少ないようで少し迫力が足りないようでした。
ボートの皆さんは川の流れがあったりして大変なようであちこちで岩とぶつかる「ゴン、ゴン」という音が響いていました。
川の横は断崖絶壁で100m位はありそうでした。
上流の支線には甌穴がたくさんあいています。これと同じものが中津市山国町の猿飛千壺峡にもあります。
上流の神橋のところには上・中・下の三段の橋がかかっています。
上から神都高千穂大橋・高千穂大橋・神橋となっています。
神橋まで来るとすぐ上の高千穂大橋がすごい高いところにあるのが解ります。
後で高千穂大橋から見てみるとこんな感じです。
さらに次の日に神都高千穂大橋から見るとこんな感じです。
この時期は、新緑がきれいですね。
川に何羽かの鴨がいまして、ボートが来ると一生懸命逃げていくのがほほえましい光景です。
その後、高千穂神社にお参りしました。
思ったよりこじんまりした感じでした。実は私、今年が前厄で正月明けから体調を壊したり、最近風邪をこじらせて病院通いをしたりしていましたので、お祓いをしてもらうことにしました。
私一人でしたので、丁寧にしていただきました。おかげで駐車場にでた途端に前にも書きました「くまモンレンタカー」に会うことが出来ました。詳しくはこちらへ
神社のいわれや神社の裏にある彫刻や
夫婦円満の二本杉のことを説明していただきました。
この二本の杉根っこのところで繋がっていて、ペアで手をつないで、3回廻ると、夫婦円満・恋愛成就にご利益があるそうです。もちろん夫婦で3回廻ってきました。
旅館を予約せずに来ましたので、どうしようかと思い観光協会に行ってみましたら、神社の近くであいているということでしたので、朝食付きでお願いしました。
夜は居酒屋に行こうと思い、行きましたが1軒目は予約でいっぱいだそうで、近くの串焼きさんに行きましたら、そこでもカウンターしかあいてないということで、そこで飲むことにしました。
最初は自分たちだけで飲んでいましたが、そのうち、カウンターの人が一人は地元の観光協会の方で、地元の情報をいろいろ教えていただきました。後は地元の方と私の間に入られたのが札幌から一人で来られた女性の方で、うちの奥さんの隣には東京から来られたというカップルの二人が座っていました。そのうちいろいろ話が弾み、ついつい時間が経ってしまいました。
夜8時から夜神楽があると聞いていましたので、そろそろと思っていましたら、地元の方が「今日は8時と9時の2回ありますよ」と教えてくれたのでそこでまた1時間ほど飲みまして、9時の部に向かっていきました。札幌からの方も一緒に行きましょうということになり、夜道を10分ほど歩き神社の神楽の舞台に着きました。
まず、説明を地元の方がされてから、いよいよ始まりです。
説明の方の説明を聞いた時には覚えているのですが、飲んでることもあって(というより年のせいかな)ほとんど覚えていません。
次のは天照大神が岩に隠れてしまって地上が真っ暗になった時に、岩の扉を開けてその扉をほ降り投げたのが、力自慢の「たじからおのみこと」で、二度と天照大神が隠れないように地の果てまで扉をほ降り投げたそうです。それが今の長野県の戸隠だそうです。皆さん一斉におっーと言っていましたよ。
そのあと、二人で酒を飲むと二人とも酔っぱらって観客席に行って、抱ついていました。
最後にもう一つ
約1時間の神楽が終わり、札幌の方とも別れて旅館に着きました。
次の日の朝食は大きなざるにたくさんの小鉢があり食べきれないくらいでした。
8時半には旅館を出て、高千穂大橋の駐車場に車を止めてもう一度真名井の滝まで行ってみました。昨日と違って車もまだ少なく、余裕でした。
その後、天岩戸神社に行きました。神社の職員さんたち(?)が落ち葉の清掃などしていて忙しそうでした。
それから、少し上流に「天安河原」と言って天照大神が隠れてしまったときに神様たちが集まって相談をしたといわれるところに行きました。
大きな洞窟にたくさんの石を積み上げていました。小さい石をひとつ積み上げてみました。
川の上流側にもたくさんの石を積み上げていました。
大水が出たら、流れてしまうんじゃないかと仕事柄心配してしまいました。
帰りは、道の駅が人が多そうでしたので、少し阿蘇寄りに「トンネルの駅」というのがありましたので、そこでお土産を買い阿蘇・くじゅう・玖珠経由で帰りました。
初日は、少し天気が良くなかったのですが、2日目は天気にも恵まれ楽しい旅でした。
高千穂神社でお祓いを受けてから「くまモンレンタカー」にもあって、夜はいろんな人と会うことが出来て、大変楽しい旅でした。来年は本厄ですのでまたお払いに行こうかと思います。
日本の神話やギリシャ神話もけっこうおもしろいところがあって、私の習った高校の日本史の先生は、「今日は、神話や卑弥呼の話をするので教科書は開かなくていいです。」と言って1時間その話をしたことを覚えています。
日本の神様のすべて (別冊宝島 2082) 価格:¥ 905(税込) 発売日:2013-10-11 |