着付けの気づき

着付けの個人教室を行っている先生が、着付や着物に対するこだわりの思いを中心に語ります。

マンツーマンの着付け教室を元気にやっています(久しぶりにブログ復帰です)

2015-03-07 14:18:28 | 着付け教室
最近、私のホームページを見られた方からの教室のお問い合わせに、
「ブログの更新がありませんが、今でも教室はやっておられるのですか?」
と聞かれることがあり、そう言えば最近書いてないよなぁ…と思い自らのホームページを確認してみると、2009年5月23日が最後になっています。
自分でもびっくり、何と6年近くの月日が流れてしまっているのです。

その中のブログには、私の下の息子の小学校の卒業式に訪問着を作成して着ていった旨の話を載せていましたが、その子も4月から大学生、高校の卒業式が目前に迫っています。

そして一番重要なこと、ブログの更新はちっともしていませんでしたが相変わらず元気に着付けの教室も続けています。
南船橋のこの地でマンツーマンを前提とした着付け教室を開業して丸8年、その前の新浦安での教室暦3年を合わせると11年の月日が流れました。

浦安では「少人数」をうたい私一人が3~4人を同時にお教えする教室でした。
でも「少人数」って何人なんでしょう?
3~4人と言えば少人数なのかも知れませんが、それぞれに進度の違う生徒さんたちです。
どうしても全てに目が行き届かないな、と感じるようになりました。
人に着せることも出来るようになりたいと思われる方もいますし、そういうレッスンももちろんしています。
が、少なくとも自分がしっかり着られない人に着付けてもらうと妙に苦しかったり崩れたりしやすいことも経験上わかってきました。
「自分一人で着て、出来れば他人の目にさらされて、ある程度の時間過ごすこと」
この経験がとても大切で、通りいっぺんのレッスンを受けるだけでは中々そこに行きつくまでの自信がつかないものです。
とにかく自分一人でしっかり綺麗に着物を着られる最低限の自信をつけられる密なサポートをしたいという気持ちが強くなりました。

各々の体型の補正、長時間着ていても着崩れない楽な着付け…
それぞれにポイントがあります。
それは私が着付け教室で学んできたことに加え、長年着物を着て長時間過ごす経験をしたり、実際の着付けの現場を見てきたうえで身につけたものも多いです。
私はそれらの知識を出し惜しみしません。

マンツーマンの教室ならではの良さとは、
・私が生徒さんのつまずきに迅速に気付いて対応できること
・生徒さんご自身も釈然としていないところが聞きやすいと喜んでいただけていること
・生徒さんたちの上達するスピードが格段に速くなったこと
ではないかと思っています。

・・・というようなやり方で100人近くの生徒さんたちを育ててきました。
これからも生徒さん一人一人に対峙し、一回一回のお稽古でその都度、
「今日はここが出来るようになった」
とか
「ここがわかるようになった」
と思ってもらえるような教室つくりをしていきたいと思います。

ブログも少しずつ更新して参ります。

久しぶりなので長くなりました。
お付き合いいただきまして有難うございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

川口着付個人教室
 http://www.wbcs.nir.jp/~yoko/

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