保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

冠水路を走れるか?(JAFレポートより)

2010年06月23日 | クルマ販売と板金修理の実録

九州南部の豪雨のニュースが連日流れていますが
今月号の「JAF Mate」に
“冠水路を走り切れるか?”のレポートが載っていました。

30mの冠水路を作っての大まかな走行実験結果は次の通りです。

水深30cm

車種  速度(km/h)  可否   
セダン     10         ○
SUV        10         ○
セダン     30         ○
SUV        30         ○

水深60cm

車種  速度(km/h) 可否
セダン     10         △
SUV        10         ○
セダン     30         ×
SUV        30         ×

(△…あと少しの所でダメ)

水深30cmはセダンのマフラーに水がかぶるくらいの深さ
水深60cmはステップワゴンクラスのタイヤがほぼ水没する深さです。

こう見ると、セダンもSUVも結果に大差はなく
大人の膝より少し下くらいの30cmは走りきれるようですが
それよりも深い場合は
速度を落としてゆっくりと進むとよいことが分かります。

もちろん現実のシーンでは、水深が分からないうえ
深さも一定とは限りませんし
また、今回の実験にはありませんでしたが
流水の場合は予想を大幅に上回る浮力が働いて
一見重そうなクルマも簡単に流される話も聞いていますので
安易に冠水路に進入せず
安全な道に迂回することを考えた方がよさそうです。

ちなみに、×は全てエンストによるもので
どれも空気の取り入れ口からエンジン内部に水が入り
ウォーターハンマー現象でエンジンが破損したことが原因で
マフラーが完全に浸水してもエンジンが止まることはなかったようです。

 

コメント
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