保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

肺炎は一進一退、“死の選択肢”もある…

2012年01月21日 | 肺炎の怖さ(義母死去の経緯)

81歳になる義母の肺炎は、一般病棟にようやく移って
マスク型呼吸器で済むまでに回復したと思った途端
一晩でまたICUに戻されるという重篤な状態に陥ってしまいました。

肺炎球菌の姿は痰の中にもう見受けられないのに、それまで繁殖が抑えられていた
別の細菌が増殖し出して面倒なことになっているのだそうです。

肺の炎症を抑えるために投与されるステロイド剤によって
身体の免疫作用が下がっていることがその側面にあるらしいことが
医師の難しい話とネットの情報から、おぼろげながらも理解できました。

発症から3日でこの世を去った愛犬ぺぺは血液でしたが
また「免疫」なる単語が登場しているのですから、コトの重要性は想像に難くありません。

担当医から再度、呼び出しを受け気道挿入型を長く続けていると
肺の呼吸能力が下がってもし回復しても、気管切開型の人工呼吸器を
装着したままの生活になる確率が高まると説明されました。

またその際に「気道型をもう挿入しない選択もあり、その場合は
亡くなることになります」と家族としての意向を問われたのです。

風邪との診察からたった1週間後に、それでも直りが遅いから、と再び訪れた病院で
肺炎と診断されてその日に入院、その3日後にICUに運び込まれて
ほとんど薬で眠らされたまま死なせてしまうなど、できるはずがないのです。

普段から口にしていた「もう、いつ死んでも良い。ただ、楽に逝きたい」を真に受けて
このまま呼吸器を外すのであれば、それは確かに
本人の意向にほぼ沿っているとはいうものの…。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする