古いブーツの割れた底のプレートばかりに気を取られていて
まさかこんな所が破損していることなど全く気が付きませんでした。
先月27日に撮った画像ですでに割れているのですから
30日から3日間のレッスンはこの状態で行っていたことになります。
いわゆるカント調整用ネジの部分、つまりは10数度の前傾角度を保つ
カナメの部分なのですから極めて重要な個所と言えます。
それに気が付かず履いていたのですから
なんともお粗末な話と言われても返す言葉はありません。
経年劣化により素材の強度が落ち次々に破損しているわけで
これを直してまで使う必要はすでにないのでしょう。
いえ、それどころか危険さえ伴う可能性もあります。
そうは知りつつ、こんな対処でどれほどもつのか知りたくて
また、新たに見つけたプラスチック用接着剤の接着力を試したくて
ついつい、これも修理してしまいました。
そもそも割れたままでも気が付かなかったのですし
数日のボーゲンには充分耐えられるはずですが、新品が手に入った今となっては
あまり意味のないことをしているような気がしないこともありません…。