夜明けが30分以上早くなっているし、陽指しはずいぶん強くなっているのに
標高が高いスキー場では3日と空けずにまだ雪が積ります。
それはそうで、志賀・横手山は5月のゴールデンウィークでも
充分スキーが楽しめるのです。
こんな寒い場所で初心者はさらに転倒することにより雪まみれになり
寒さに雪の冷たさが加わってほほを真っ赤にして頑張るのですから
正直、可哀そうに感じることも多々あります。
このため、初めてスキーを履いた生徒たちが
プルークボーゲンでトレインできるようになった最終日の閉校式では
つい涙ぐんでしまい、なんとも人前では恥ずかしく
ちょっと前からは最後の1本を滑る前に上の斜面でお別れの挨拶を済ますようにしました。
閉校式では外すよう指示されるゴーグルを
この時はまだしたままなので泣き顔を隠せるからですが
世間で言う歳を取ると涙もろくなるのはどうも本当のコトのようです。
今日の午後から始まる3日間のレッスンは
また涙ぐむであろう初心者班を受け持つことになるのでしょうか。