埼玉県の私立K女子高校の1年生、300人を超える生徒さん達は
約1週間前の4月2日に入学式を終えたばかりなのだそうです。
受け持ったのは過去に3日ほどの経験がある9人の女の子達でした。
2泊3日のこの志賀高原への旅行の名目は
今年の新入生全員参加のオリエンテーリングとのこと。
午前、午後の2時間ずつはスキーを通じて親睦を図りますが
その他は校則を含めて、学校生活の基本的な過ごし方を
まずは全員に周知徹底させることが目的のようです。
私の若かりし頃の経験では校則さえロクに知らず
何となく曖昧なまま学校生活をスタートする公立よりは、さすが私立
ちょっと見させていただいた冊子には
「感情に流されず、両親に指導を仰ぎ云々」など
異性交際についてさえも“きちんと明記”されているのですから
今の時代、これはこれで大いにアリだと思うこと仕切りでした。
なぜならリフト同乗中に聞いた話では、もうすでに
多分半分以上にはしっかり“彼氏”がいるのだそうですから…。
(やっぱ、都会っ子は違うなあ!)
平地の長野市では桜が3分咲きになったというのに
標高1900m超のここでは寒の戻りで最高気温-1℃
最低気温に至っては-9℃、晴から小雪まで全ての天気が入り混じる中
1名は2日目に初心者班に移動になりましたが
ボーゲンからシュテムをほんのちょっとかじる程度の講習を通じて
充分楽しく滑っていただけたものと思います。
(1日目の朝8時。2日目はさらに多い10cmほどの積雪でした)
(2日目のビュッフェスタイル夕食。エビチリ、カニコロッケ・グラタン以外
魚料理が一つもなかったのがいかにも今風な気も…)