保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

ゴミ(剪定枝葉)の野外焼却・・・③「隣近所からの苦情を避ける」

2018年10月25日 | 世の中のあんなコト、こんな事

ご近所のほとんどはリンゴを作って収入を得ていますので
これは農業に当たり「家庭ごみ」として剪定枝葉等を出すことは出来ません。

このため処理は廃棄物処理法の例外規定に基づく野焼き(屋外焼却)
その他野積みや埋設等の自家処理または処理業者に
有料で依頼するしかないことになります。

現実問題としては機械や設備、農薬等に掛かる経費を差し引いたら
僅かな収入しか期待できない(と聞いている)周辺のリンゴ農家が
今さら業者による高額な処理費用の負担など受け入れられるはずもなく
昔からしているように畑の片隅で野焼きすることになります。

野積みや埋設をしている方もいないわけではありませんが
野積みは見た目を悪くし長期間それなりの場所を取りますし
埋設用の穴を手作業で掘るのは難儀なこともあり、あまり見かけません。

ただ落果や鳥害等で廃棄せざるを得ないリンゴなどは皆さん
埋設というか、掘った穴に放り込んで腐るのを待つ処理をしています。 

最近では農協等が仲介したり農家が伝手を通じて直接
流行っている薪ストーブ用の需要に応えたりもしているようですが
この薪ストーブも新たな苦情を生んでいると言います。

それは煙の臭いと煤(すす)による洗濯物等の汚れというのですから
戦後の高度成長期を経験して来たジジイにとっては、なんとも現代は
"潔癖症"社会になったものだと思わずにはいられません。

ちなみに、これらの臭いや煤の苦情は
消防局ではなく役場の環境課へ申し出るのだそうです。 

私のような自家消費用としての家庭菜園の場合
家庭ごみの「資源物」として集積場へ出すことは出来るとは言え
出し方についての”ああしろこうしろ"が面倒臭く、その上
集積場までの80mはほとんどが8%近い登り坂・・・。

燃やして良いのに敢えて気を遣った上で重い運搬作業をする必要が
どこにあるのか、というのが正直な気持ちです。

かくして、"同じ仲間"うちの隣近所からは、一応強風は避け
風向きを気にして夜間さえ避ければ苦情などないはずですが、一方
農作業に無関係で正確な剪定枝葉等の処理方法など知る由もない方々が
「原則、禁止」ばかりを強調する当局のプロパガンダに乗って
通報する事態まではなんとも防ぎようがありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする