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【ワンポイント】ショパン「マズルカ」/第2ペダルって?

2024-01-19 | ワンポイント

「ミューズ林田ピアノ教室」の林田です。

 

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グランド ピアノの足元にある

「ペダル」。

 

アップライト(縦型)では

2本の事もあります。

 

グランドピアノでは

この様に3本です↓ 

   

 

3本のうち、

通常のペダル機能は

一番右側のペダルを使います。

 

 

今回のレッスンでは

一番左側の「第2ペダル」のお話です。

 

 

この「第2ペダル」は

ピアノ線を抑えて、

 

音を小さくする様にする機能です。

 

音を最も弱く弾きたい時。

音色を曇らせて

使いたい時に使う機能です。

 

 

◆例えば、

ショパンのマズルカでは

「PP」の印が出て来ます↓

 

これは強弱の記号で

「最も弱く弾く」記号です。 

  

 

指で弾くのタッチで「弱く」を弾くには

限界がありますので、 

 

この第2ペダルを

使って更に「弱く」を表現します。

 

赤で「ⅡP」と書いてあるのが

第2ペダルの意味です。

 

 

そして黒字で

「P」と書いてあるのは、

 

一番右の音を

響かせるペダルの意味です。

 

 

この様に

黒と赤が同時に書いてある時には、

 

両足で

一番右と一番左のペダルを、

同時に使います。 

 

 

◆ショパンの「マズルカ」には

「ff」の記号もあります↓

 

この記号は

「最も強く弾く」の意味です。 

 

音をffで

「特に強く」響かせる機能が必要なので、

一番右のペダルを使います。 

 

 

その時には、

楽譜の下に

「P」のみが書かれています↓ 

   

 

指での「タッチの変化」と共に、

足では

「通常の右ペダル+第2の左ペダル」の機能を使い、

 

音色や強弱の表現の

バリエーションを増やして、

 

作曲家が意図する音楽を、

創り上げているのです。

 

 

 

特にクラシック音楽は

「再現芸術」でもあるので、

 

「弾き手」がその作曲家の思いを、

どの様に

「表現」しようとしているのか? 

 

 

・・こんな事を考えながら

演奏を聴かれると、

 

演奏者の違いにより、

同じ曲も違ってくる面白さも発見できます! 

 

◆こちらの記事もぜひ↓

「ショパンの音楽とポーランドのピアニズムについて」

https://blog.goo.ne.jp/pianohiki-yu/e/b08e589e8472302a13cc6860a6528b08

 

 

◆ショパン:マズルカ 第5番Op7-1

(今回の記事のマズルカです)

 。。。。。。  Let's  Try  。。。。。。。。  

 

 

  

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