「ミューズ林田ピアノ教室」の林田です。
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グランド ピアノの足元にある
「ペダル」。
アップライト(縦型)では
2本の事もあります。
グランドピアノでは
この様に3本です↓
3本のうち、
通常のペダル機能は
一番右側のペダルを使います。
今回のレッスンでは、
一番左側の
「第2ペダル」のお話です。
この「第2ペダル」は
ピアノ線を抑えて、
音を小さくする様にする
機能です。
*音を最も弱く弾きたい時。
*音色を曇らせた表現をしたい時。
この様な機能時に使います。
◆例えば、
ショパンのマズルカでは
「PP」の印が出て来ます↓
「PP」は 強弱の記号で、
「最も弱く弾く」記号です。
指で弾くのタッチで
「弱く」を弾くには、
限界があります。
この第2ペダルを使って、
更に「弱く」を表現します。
赤で「ⅡP」と書いてあるのが、
第2ペダルの意味です。
そして黒字で
「P」と書いてあるのは、
一番右のペダルを使い、
音を響かせる意味です。
この様に黒と赤が、
同時に書いてある時には、
両足で
一番右と一番左のペダルを、
同時に使う事になります。
◆ショパンの「マズルカ」には
「ff」の記号もあります↓
この記号は
「最も強く弾く」の意味です。
音をffで「特に強く」響かせる機能が
必要なので、
一番右のペダルを使います。
その時には、
楽譜の下に
「P」のみが書かれています↓
指での「タッチの変化」で
弦のコントロールをするのと同時に、
足では
「右ペダル+第2の左ペダル」の機能を使い、
音色や強弱の表現の
バリエーションを増やし、
作曲家が意図する音楽を、
創り上げているのです。
特にクラシック音楽は
「再現芸術」でもあるので、
「弾き手」がその作曲家の思いを、
どの様に「表現」しようとしているのか?
・・こんな事を考えながら
演奏を聴かれると、
演奏者の違いにより、
同じ曲も違ってくる
面白さも発見できます♡
◆こちらの記事もぜひ↓
「ショパンの音楽とポーランドのピアニズムについて」
https://blog.goo.ne.jp/pianohiki-yu/e/b08e589e8472302a13cc6860a6528b08
◆ショパン:マズルカ 第5番Op7-1
(今回の記事のマズルカです)
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