「ミューズ林田ピアノ教室」の林田です。
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20年以上レッスンに通って下さるK様。
私の企画制作&演奏した、
オリジナルコンサートが放映されたTVを観て、
レッスンに通い始めて下さりました。
新しい曲が弾ける事ばかりではなく
その曲の歴史的な背景や、
曲の構成やそれに伴う技術的な指導もあり、
自分の知らない音楽への知識が増える事が「楽しい」と!
小学生の頃まで
いやいやピアノを習っていたそうですが、
何十年ぶりの
再チャレンジレッスンをスタートして21年目に。
お仕事をこなしながら一度もお休みせずに、
土曜の夜と日曜の朝を組み合わせて通われています。
基本的な・モーツアルト・ベートーベンを
いくつかレッスンしたので、
もっとジャンルを広げる事を提案しに挑戦
あこがれのショパンを経験した後、
今回はシューマンの「アラベスク」挑戦です。
シューマンは
初めは法律家をめざしていましたが、
当時の「サロン」で
文学者や画家・作曲家との交流もあり
作曲家&ピアニストを目指しました。
ですが動きにくい指の
4と5番(薬指と小指)を強くする、
機械の過度の練習により指を痛め、
作曲家に転身した人ですね。
シューマンの曲には文学との関連が多く
実際曲の中にも「登場人物」がたくさん登場します。
この「アラベスク」にも
3人の登場人物が・・。
例えば↓
*一番の上のパートの青のメロディ
*まん中の黄色のメロディー
*一番下のピンクのメロディー
下の楽譜は曲の最初の部分ですが、
先ずこの楽譜を見て、
「どう、弾くんですか?」の質問から
レッスンはスタートです。
◆まん中の黄色のメロディーーは、
左と右の両手で「内声部」を弾いて行きます↓
これは右も2人分・左も2人分を、
同時に弾いて行くことになります。
そして曲が進むと下記の様になります↓
ト音記号(黄色の丸)は右で弾きます。
ここも登場人物は2人。
ヘ音記号(ピンクの丸)は左手で弾きます。
ここも登場人物は2人。
合計4人分のメロディーとしての「多声旋律」です。
この様にシューマンの「多声旋律」は、
バッハが築いた「多声旋律」とは違い、
文学からもヒントを得た
キャラクターの違う登場人物が織りなす、
「多声旋律」となって、
「シューマン独特の世界」を表現しているのです。
◆ホロビッツの演奏で。
。。。Take It Easy 。。。。。。。。。。。。。
◆お子様/ご両親/ご自分へのプレゼントに、
一生の財産となる「ピアノレッスン」を◆
◆048-259-6296
レッスン中にき電話に出られない場合もございます)