静夜思 李白
牀前看月光
疑是地上霜
擧頭望山月
低頭思故郷
しょうぜん げっこうをみる
うがごうらくは これ ちじょうのしもかと
こうべをあげて さんげつをのぞみ
こうべをたれて こきょうをおもう
おじさん幼稚園の時に、夕方になると、ほぼ毎日のようにお母さんの膝元に座って、漢詩の勉強をしました。この静夜思は記憶の中に、はじめて暗記した漢詩になります。60年過ぎでも、記憶なお鮮明です
今朝の霜をみると、思わず昔のことを思いだして、朝のコーヒーの代わりに、濃いめのウーロン茶の香りが欲しくなりました。
日本では、よく「3歳までの教育で人生が決まる。」と言われます。現代人はよく学問とかお稽古に連想しますが、実はこれは家庭教育のことだとおじさんが思います。家庭教育が失敗すると、子供が大きくなっても、”お山の大将”のような雰囲気から抜け出せないまま人生が終わり、人間性が欠ける社会人になります
家庭教育の大事なところが、良いものをたくさん接触させることと思います。つまり、鑑賞の力を子供に持たせることです良いもの知ることは、プロになる意味ではなく、少なくとも悪いものを知ることができます。これは子供には一番大事なことと思います。