横芝光町の坂田城は、戦国時代に周辺を支配していた井田氏が築城したと伝えられる、県内でも屈指の大規模な中世城郭でした。中世の城郭は、石垣や水堀を多用して主に平地に築かれた近世の城郭とは異なり、土を切り盛りして造られた土塁・土橋・腰曲輪、そして空堀等を組み合わせ、大地や丘陵を巧みに利用して築城されています。
現在も台地上の山林中に土塁・空堀などが残っており、遊歩道を歩きながら、巨大な土塁や幅広い空堀を見ることができます。
坂田城跡にある梅林は県下最大級の梅林で、凛とした純白の花を咲かせる1,000本の巨木は圧巻です。
この梅林は、観賞用ではなく、農家の方が梅の出荷用に栽培している点が特徴です。
土日に食べ物屋さんも出店しますので、ぜひ遊びに来てください。