Photo by Brant Ward,1996 / The Chronicle
記事 サンフランシスコ・クロニクル紙電子版 1/31/2010
mさん サンフランシスコ・クロニクル紙の名コラムニスト ハーブ・ケイン氏は13年前の今日2月1日に亡くなられたんだそーです。
「市長よりも警察署長よりもはるかに力がある」と昔のサンフランシスカンなら誰もが知っていて誰からも敬愛されたケイン氏だが、今では彼のことを知らないサンフランシスカンも大勢居るのだそうです。
信じられませんね。
享年80歳でしたので現在生きておられれば93歳のはず。クロニクルのコラムニストを58年間務め、他の誰よりもシスコの事に詳しく、ビート族をはじめとする数々の新語を創造し、サンフランシスコの無冠のプリンスと称され彼を首にするためには新たに6人のコラムニストをスカウトしてこなければ代わりが勤まらないとまで云われた男。
彼ほどひとつの都市を世界的に有名にし、住民から愛されたジャーナリストを他に僕は知りません。彼はペン一本の力でシスコを "the loveliest city in the world"にしたのです。
”Everybody read Herb Caen every day." Willie Brown
その通りです。外国人であるわれわれもその例外ではありませんでした。
何故かって?シスコに住んだことのない人に説明します。
当時、毎日の挨拶は次のよーにして始まりました。
「お早う。昨日の49ersの
ジョー・モンタナのプレーを見たかよ。ハーブの賞賛している通りだぜ。お前どー思う。」
「こんにちは。この間、ケインが書いていたノースビーチに出来た寿司バーのことだけど、もー行ったかい?」
来た来た。「すぐ行ってみたよ。板前が京都のなんとかと云う店で修業したそうで、結構いけるね。今度連れて行くよ。」僕
ケインさん、その節は大変お世話になりました。シスコのことがよく分からない僕に多くの話題を提供いただき大いに助かりました。残念なのは文章のひねりが利きすぎて内容は3分の1位しか理解できませんでしたけど・・・。
mさん 僕はまだモンタナのイラストと 2:00 MINUTE MAGIC のロゴがプリントされたTシャツを後生大事に着ているんですよ。よれよれですけどね。今度お見せします。
ご訪問いただきありがとうございます。お帰りの際に左コラムの投票ボタンをパコンとクリックして投票いただけましたらラッキーです。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=pierrenicole-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0976088096&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>