イグ・ノーベル 化学賞 日本人チーム受賞

Photograph: David Sillitoe/Guardian

Hot stuff: a waft of wasabi can wake people from sleep. The discovery won Japanese scientists an Ig Nobel.

記事　英国ガーディアン紙　電子版　9/30/2011


いつも馬鹿ばかしい発明、発見で話題を提供してくれるイグ・ノーベル賞ですが２０１１年の化学賞に日本人のチームが選ばれました。

そのアイデアは火災報知器の材料として山葵（ワサビ）を活用すると云うものです。

現在多く使われている火災報知器は主に音で知らせる方式ですが、この方式だと耳の聞こえない方が就寝中には無いのと同じことですね。

そこで山葵の強烈な香気成分を発生させて危険を知らせようとするアイデアにたどり着いた訳です。



さすが今や世界中で人気の寿司に欠かすことが出来ない食材　山葵君。「やるじゃん！」

まさか火災報知器の材料になるとは「お釈迦さまでも気がつくめ～！」と云ったかどうか？


山葵と云えば大笑いしたエピソードがあります。実話です。

約３０年前、アメリカはデンバー・コロラドの得意先でのパーティーでのこと。日本からの駐在員である僕に気を使ってくれて日本食のいくつかのメニューもそろっていました。

まさに宴もたけなわとなったその時、パーティー会場の一角より「ギャー！？」と云う悲鳴とともにアメリカ人の大男が真っ青な顔をしてトイレに駆け込んで行きました。

「すはっ　何事ぞ！」と一時パーティー会場は大混乱。

当時デンバーあたりでは一般のアメリカ人は日本食にまだあまり馴染みがありませんでした。

寿司職人が屋台の側に置いていたボールに山盛りの練り山葵を抹茶アイスクリームと勘違いしたその御仁、こともあろうに大きなスプーンで山盛りにした奴をがぶりと頬張ってしまったんだそうです。

あのツンとする強烈な刺激臭に気がつかなかったようなので恐らく鼻が悪かったのかも知れません。



皆さんも外国で見慣れない食材に出会った場合にはくれぐれも気を付けて下さいね。

僕はメキシコで芋虫のフライが山のように詰まったタコスを食べたことがあります。旨かったけど・・・。

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岩谷昇平さんの世界 ２０１１年夏

岩谷昇平の世界　２０１１年夏


スライドショーの長さ　２分５７秒
曲名　　　　　　　　　Sleep Away　
アーティスト Bob Acri

岩谷昇平さんから住んでおられる柳井市の夏の風物詩の映像が届きました。

思わず訪ねてみたくなりますね。



（既出記事）

岩谷昇平さんの世界

岩谷昇平さんの世界　


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