ピップをとっても可愛がっていたボンに
メールで1週間の余命宣告をされた事を伝えた。
悲しくなるから、会わない方が良いだろうとも・・・
11月7日(日)晴れ ボンが帰ってきたコッカーはハイパーな犬種だけれど
それにしても今日のピップはこんなに元気!
階段の昇り降りが出来なくなっているので
朝抱いて下に降りてきた。そしてゲージに入れてやり
1時間ちょっと全く身動きせずにねていたが
Kよんが缶詰のフードを開けるとムックリ頭を上げて起きてきた。
驚くほどめざましい食欲を示し、幸先のよさを感じた。
それから一杯元気を振りまいて。
お昼のサンドウィッチのパンの片隅を貰おうといつも通りの
くいしん坊ピップを見てちょっと安心した。
お昼の後、ピップの体をぬるま湯で絞ったタオルで拭いて
ブラッシングをしていると、ボンがピップに逢いに帰ってきた。
ピップは階段のところまでお出迎えして飛び跳ねて喜んだ。
発病する前も近頃こんなに元気なピップを見たことがない
ボンが帰ってきて余程嬉しかったのか、それとも家族に囲まれて嬉しいのか
今日は一日中ほとんど起きていた。体を休めたら?と言いたいほどだった
元気なピップを見て嬉しい反面、無理しているんじゃないかと心配になる。
腹水の溜まったお腹はパンパン。でももう抜くことさえも危険な状態らしい
この元気を喜んで良いのか、不安な心境なのだが
とりあえず、何も考えずに喜んでいたい。今は何も考えずにいたい。
ダイハツのBOONという車のコマーシャルに可愛いコッカーの子犬が出てくる
それが、ピップの子犬の頃にそっくりだという話しをボンにした。
ボンはピップが元気なのに驚いていた
11月8日(月)曇り 田舎行きを中止に田舎に用事があってピップも連れて出掛ける予定だったが
考えてみたらそんなになって行くほど重要だとも思わない。
そんなわけで、田舎行きは中止にした。
昨日大好きなボンが帰ってきたのではしゃぎ過ぎたのか
ふやかして柔らかくしたフードにささ身の缶詰を混ぜた物を食べなかった。
朝のうち全く元気がない。
昨日、元気を使い切ってしまったのか、
やっぱりもう駄目なんだと悲観的な気持ちになる。
ぐったりしていて、もうここまでなんだ。
田舎に連れていかなくて良かった。
もう何日ももたないだろうと覚悟を決めたら涙が出た。
10時頃、アロエヨーグルトを食べているとき
ふと舐めさせてみようと指先につけて与えたら、力強く舐めた。
そしてゲージからでてもらいに来た。
甘いものだって何だって良い
どうせ短い命だから、食べられるものを食べさせよう。
アロエヨーグルト効果か少し元気が出た。
お散歩も有効らしいとほんの少し連れ出した。
前ほど喜ばなかったが少し歩くと良好なウンpをした。
家から30メートルほど離れた駐車場まで行き
家の車の前で動かなくなった。
なので、その辺をウロチョロして帰ってきた。
即、水のみ今日初めてしっかり摂った水分。
午後はかなり元気になり私のストーカー。
買物に行ってピップの食べられそうなものを買ってきた。
夕飯にマッシュしたかぼちゃ、人参の角切り、豆腐、ササミ、御飯を混ぜて与えると
良く食べた。
モモとココもちょっぴりお相伴。
モモとココはイシマツの部屋で過ごしていて、
ココは自分のお気に入りのおもちゃまで運んでいっている

こんな事もあった。
ピップは苦しかった時期もあったのだろう
が、それを乗り越えて12歳の誕生日にむけて
元気に頑張っている。