ボンの部屋には魔物が棲んでいる。と、思うのだ。
ボンの部屋は、東に出窓、南にベランダという、
朝一番に太陽が射し込み、我家で一番明るく気持のいい部屋なのだが、
なぜか、余りいい事が起きない。
今は私が寝起きしているが
ボンがこの部屋に住んでいた、高1の春から、家を出るまでの9年間
ずっとボンは、どこか具合が悪いのかと思うほど咳をしていたし
かな縛りにもあっていたという。
ボンは独り暮らしを始めてからは、その咳も出なくなった。
そして、2年前Kよんが住み始めたら、
Kよんの身の上に良くない事が起こり始めた。
ボンの部屋には魔物が棲んでいるとKよんは言う。
そしてKよんは、自分の部屋に戻って、回復した。
今年の夏から私が住んでいるが、明るくて気持のいい部屋で、
魔物はおばさんパワー全開の私にはとり付かないらしい。
寒くなってから、Kよんが自分の部屋で大切に育てていたパキラを、
夏の間、主の居なくなった西日の差込むKよんの部屋では、暑くて可愛そうだと
涼しい玄関に移した。
夏の暑さで三編みパキラの2本は死んでしまったが、
残ったパキラは元気に育った。
冬になり、寒くなった玄関では可哀想と、私の寝起きしているボンの部屋に移した。
すると、あれほど生き生きしていたパキラは
程なく葉が黄色く変色してしまった!
そして、葉に白い斑点が出来てしまい↓のように哀れになった
折角あれほど丹精込めて夏の間Kよんに替わって面倒を見てきたのに・・・
↑の画像のパキラは、ボンの部屋に移したばかりの元気のいいパキラだ。
ボンの部屋には、魔物が住んでいる。と、この頃思うのだ。
↓あせって玄関に移したパキラ。