先月22日に母を預けて、ずいぶんのんびり遊ばせてもらったので、
ギターの発表会が終わったら、日をみて母を迎えに行こう。
思い返せば、今月の7日に母は脳梗塞で入院し、
それから私の介護生活が始まった。
もう5年目になるわけだ。
介護も慣れたので、あまり苦ではないけれど、
一番辛いのは、自分に自由な時間が少ないと言うこと。
子供を育てあげ、人生で一番自由を味わえる時期に・・・
今回姉に介護を替わって貰って、天国に居るような自由な気分を味わった。
毎日が気楽で楽しくて、こんなに気楽でいいのかな、と、自問自答した。
発表会のギターの練習だって、時間が無いと言いながらも、ちゃんと毎日1時間は練習時間が取れたのだから
結構時間はたっぷりあった。
母が居たら、1時間の練習なんて考えられないし、
出かけてもまだ時間に余裕があって、
気持ちもゆったり出来た。
なので穏やかな気持で暮らせた。
そして自分がいかにトンガって生活していたか気が付いた。
充実した、良い心の洗濯が出来た。
少しは心が綺麗ななっただろうか?
これが普通の生活なのだろうけど、
今の私にはこんな生活は贅沢過ぎるから、
贅沢があたりまえになる前に、早く母を迎えに行かなきゃね。
心の片隅では、まだ自由でいたいと思っているけれど、
発表会が終わったら母を迎えに行って来よう。
母もきっと私を待っているはずだから。
いつか母が言っていた、ぴもこが神様に見えると。