出窓に居るきりちゃん、何かが気になったみたいです。
良く見えるように…
お座布団に移動しました。
『ガサゴソ動くアレはにゃにかしら?』
視線の先に居たのは…
新聞紙にもぐって隠れているつもりの
りんちゃんでした。
咄嗟に目を逸らすきりちゃんですが…
時すでに遅し
『きり姐が気が付きましたにゃ。
見ましたにゃ、見ましたにゃ。こっちを見ましたにゃ
という事は当然
りんこと遊びますにゃん
ほ~らきりちゃん、行くですにゃ~よ。
この疾風のりんこを…
捕まえる事が出来るのなら…
…
やってみるがいいにゃ~』
と、張り切ってダッシュするりんちゃん。
ドタバタと大きな音をたてながら走りまわり…
たどり着いたのは
…
あれ?
さっきの新聞の上ですのん?
『フフフ、
きりちゃんたらりんこのスピードについてこられなかったですにゃ。
まずはりんこの一勝となりましたにゃ~。
さあ、今度こそ…
見せて貰おうか、
連邦軍のモビルスーツの性能とやらを』
…
『…は?』
『意味わからんですにゃ~よ』
『…。
実はりんこもわかりませんにゃ~。
とりあえず、
きりちゃん、思いっきり本気だして追いかけなさい
って意味だと思いますにゃ~よ』
『ふう…。
ご遠慮いたしますにゃん』
きりちゃんが遊んでくれないのでドカッと座っちゃったりんちゃん。
『おかあさんが変なアテレコをするからきりちゃんに遊んでもらえなかったですにゃん』
プッスプッスと不満げにお鼻を鳴らしています。
そうかなあ?
別のアテレコでも結果は同じだった気がするよ。
でもね、ごめんね、りんちゃん。
『もう知らんプイですにゃん』
りんちゃんにそっぽ向かれちゃいました。
でも大丈夫。
だってこの子は秒速忘れんぼう女子りんこですからね