マットの上でお手入れ待ちのりんちゃんです。
ブラシをかけてもかけてもかけてもかけても…
どれだけかけてもごっそり毛が取れるのはどうしてなんでしょう?
ねえりんちゃん?
『だっておかあさん、りんこはねこですにゃん。
ねこと云えば抜け毛、抜け毛と云えばねこ、
それを割りきらない事にゃあねことの楽しい暮らしは成り立ちませんにゃ~よ』
あら、割り切るどころか開き直っていますよ
それはそうと、おかあさん、一つ気になる事があるんです。
『なんですかにゃん?』
りんこはねこですにゃん、って言ってたよね?
でも本当に…
りんちゃんて…
…
ねこなんですか?
『…、はい?』
確かに今はねこに見えますよ。
ねこの象徴香箱座りも完璧、
そうやって、にゃ~んって上手に言えるし。
でもさあ…
ちょっとお座りしてごらんなさいな。
『変にゃおかあさんですにゃん。
お座りしたからってこのりんこが…
ねこ以外の…
一体なにに見えますにゃん』
…
やっぱりね
りんちゃん、あなたホントは…
皇帝ペンギンの
ヒナですよね?
『がくっ』
だって色といい毛の感じといい、どっしりした下半身の安定感と云い…
コレはもう、どうみても…
ベビーペンギンじゃあありませんか!
『…ウ~っ
不本意ながら、
りんこも納得ですにゃん』
でもね、りんちゃん。
りんちゃんはグレーしましまだから皇帝ペンギンに見えるのよ。
もしりんちゃんがもか姐さんみたいにキジトラだったら。
同じような名前でも、それはもう似て非なる…
王様ペンギンのヒナになっていた事でしょうね。
週末お休みします。