音のしっぽ

音楽のこと、娘のこと、日々のつれづれ♪

骨伝導

2005-11-30 | ヘルマンハープつれづれ

ヘルマンハープの研修では、17日の日記で書いたように、「きらっと光る」心に残る言葉がいつもあります。
初めての研修でのことは後日書くことにしますが、最も心に残った、響いた言葉が、10月13日に聞いた「骨伝導」という言葉でした。

研修中、ハープはテーブルの上に置いて、支えの棒でたてかけて弾きます。
この場合、体には接触していないので、骨伝導にはならないのですが、膝の上に置いてテーブルなどにもたれかけさせると、ハープの響きが耳だけでなく体を通して伝わってくるのです。
あぐらに近い形で、抱えるように弾いてもいいです。
ビルマの竪琴のように左肩に抱えて、右手で弾くこともできます。(その反対も)

バイオリンを弾く人は、顎にはさみ、耳に近いですから、相当の骨伝導があるそうで、
聴いている人より、かなりの恍惚感を味わっていると聞きました。

私は学生時代、マンドリンクラブに入っていましたが、「骨伝導」の話を聞いて、
マンドリンをしていた頃、体に直に伝わる喜びはそのことだったのだと納得しました。
もちろん、大人数のアンサンブルの喜び、舞台での感動、100人の楽器が奏でる空気の振動など、いろんな要素が交わってですが・・・

音楽療法の世界でも、骨伝導によるリラクゼーション効果が高いと言われてるそうです。

(音楽療法は、全然勉強してませんので、いい加減なことは書けませんから、この辺にしておきます。また、勉強して書きます。)



そうです。「骨伝導」 こつでんどう。
声に出して、言ってみてください。
いい感じしませんか? 私だけ?

この言葉が、頭の中でうずまいて、blog始めようかと思ったのも、この頃なんです。

先日、モンゴルのコンサートの時も、先生は、その話をされたのですが、その時は「骨伝導」でなく「ボーンソニック」とおっしゃってました。
(いや~ 世間ではボーンソニックがいいのでしょうが、私は、骨伝導がいいです)

ハープが家に届いて確かめました。
テーブルに置いた時と、体に接触させた時の違い。
やっぱり、いいです いいですよ
体に伝わるのって


I先生の掲示板で予告させていただいた画像です。
我が家には、たばこがありませんので、こちらをご覧の大半の皆さんがお持ちの「のだめ」にしてみました。
結局、サイズを書いたほうがいいのかなぁ・・・
横 約34cm 縦 低音側 約65cm 高音側 約39cm