ORGANIC STONE

私達は地球を構成する生命を持った石に過ぎないのですから。

Twitter論:その3「手の中で世界を踊らせる男、JARED LETO」

2010-05-12 22:36:44 | 雑記:odds & bits
<Twitterを使いこなすアーティストの例>
JARED LETO
https://twitter.com/jaredleto
俳優であり30 Seconds To Marsのヴォーカリストである彼の政治的手腕はTwitterにも発揮され、まるで音楽プロモーションの未来を見るようだ。本気で早いとこ政治家になった方がいいんじゃないかと思う。彼にはEchelonという強固なストリートチームがついているが、彼がツイートでラジオ番組を指定しシングル曲のリクエストをしろ、と指示すると、 Echelonによるリクエストは瞬く間にその曲をチャートの1位に押し上げる。一人の人間が携帯電話とたった140字以内のツイートでチャートを操作可能なんて考えられなかったよ。手の中で世界を踊らせる感覚はどんな感じなのかな?
また、彼はTwitterでファンとの交流も頻繁に行っている。30 Seconds To Marsのパリでのライブ当日のこと、開演前に彼がQT(クオートツイート:引用しリツイート)したツイートはこうだった。(原文英語。)
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今すぐゲート66へ。 RT @11111 RT @222222 ジャレッド、私たちはお金がなくてチケットが買えないの。助けて欲しい
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約15分後、ゲートが閉じられたことを彼はツイートした。その間何人が会場に入れたのかは知らないが、冷静に考えると疑問が浮かぶ。ライブ前にTL見てる暇があるのか?こういうパフォーマンスをすることで彼はファン思いであることをアピールし、そして感動したファンは以前に増して熱心に彼に従うだろう。もちろん、Twitterの性質上、常にTLを見ているわけじゃないから、ライブのたびに「金が無い」ツイートがあっても対応する必要はないし。もちろん考え過ぎ。彼はただお金の無いファンを助けたかっただけなんだろう。しかし、こういう一種のハプニングをオンタイムで見ることが出来るのがTwitterの凄いところ。
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