Erik The Viking(1989)
モンティ・パイソンのラテン系英国人テリー・ジョーンズ監督、ティム・ロビンス主役のバイキング物コメディ。図体はでかいが繊細で素朴なバイキングの青年エリックをティム・ロビンスが好演、この映画で私、彼のファンになったのですよ。暗黒時代、いつもの様に村を襲い、村人を殺して村娘をレイプしようとしたエリックは、その娘に「なぜこんなことをするの?」と聞かれ、「なぜだろう?考えたこと無かった・・・」と気が付きます(バカ・・・)。その疑問に目覚めさせてくれた娘を好きになってしまったエリックでしたが、仲間と乱闘したはずみで彼女も殺してしまうのです。落ち込んだエリックは魔法使いのおばばの知恵を借りて、戦いの世を終わらせて再び太陽を見ることが出来る様神様に頼むため、ヴァルハラへと旅立つ・・・うわー壮大なストーリーでしょ?裸の似あう男(爆)テリー・ジョーンズが監督ですよ?面白くないわけないでしょ?しかも私のNO.1お気に入りコメディ「ブラック・アダー」ダーリン役のTim Mclnnernyが出てます。
←王様役のテリー・ジョーンズ。こういう格好させたら天下一品?
パイソン系の映画としては、「ホーリー・グレイル」と比べられることが多いのですが、はちゃめちゃ不条理ギャグ満載の「ホーリー・グレイル」に比べるとこちらは一本筋の通ったコンセプトがあり、またストーリー作りも映画らしくしっかりしています。パイソンギャグをやりすぎず、やり無さすぎず。コメディではありながら、苦難を乗り越えて頑張るエリックに感動を覚えてしまう、「愛すべき作品」です。ティム・ロビンスの「ちょっと抜けているけど純粋で勇気のある」お得意キャラと、テリー・ジョーンズの知性とユーモア、そこにジョン・クリースのいつものブラックなスパイスが効いています。エリックのお父さん(ミッキー・ルーニー)、奴隷船の管理人ラビット関根が爆笑!いつもの様に日本語でまくし立て、かなり異質でヘン。登場人物もみないい味出しています。
←エリック(一番下)の同僚ヴァイキング登場人物勢ぞろい。
私はこの作品を大好きですし、ストーリーも面白く、私にとっては何度も鑑賞に堪えうる作品の一つですが、一般には評価は高いとはいえないのです。思うにテリー・ジョーンズの知性と品が、この映画のどっちつかずの評価の原因でもあるといえましょう。徹底してパイソン風にすればよかったのかな?パイソンファンにとっては肩透かしを食らったような中途半端さ、パイソンファンじゃない人にとってはこれまたどう捉えていいかわからない妙なユーモアセンス。結果としてこの作品は酷評表され、興行的にも散々だったとのこと。
少なくともパイソン好きは必見、あともちろんロード・オブ・ザ・リング等ファンタジー好きな人も「古典」として見ても損はない?(まあ特撮はどうってことないけどね)私はもちろん星5つですよっ!
モンティ・パイソンのラテン系英国人テリー・ジョーンズ監督、ティム・ロビンス主役のバイキング物コメディ。図体はでかいが繊細で素朴なバイキングの青年エリックをティム・ロビンスが好演、この映画で私、彼のファンになったのですよ。暗黒時代、いつもの様に村を襲い、村人を殺して村娘をレイプしようとしたエリックは、その娘に「なぜこんなことをするの?」と聞かれ、「なぜだろう?考えたこと無かった・・・」と気が付きます(バカ・・・)。その疑問に目覚めさせてくれた娘を好きになってしまったエリックでしたが、仲間と乱闘したはずみで彼女も殺してしまうのです。落ち込んだエリックは魔法使いのおばばの知恵を借りて、戦いの世を終わらせて再び太陽を見ることが出来る様神様に頼むため、ヴァルハラへと旅立つ・・・うわー壮大なストーリーでしょ?裸の似あう男(爆)テリー・ジョーンズが監督ですよ?面白くないわけないでしょ?しかも私のNO.1お気に入りコメディ「ブラック・アダー」ダーリン役のTim Mclnnernyが出てます。
←王様役のテリー・ジョーンズ。こういう格好させたら天下一品?
パイソン系の映画としては、「ホーリー・グレイル」と比べられることが多いのですが、はちゃめちゃ不条理ギャグ満載の「ホーリー・グレイル」に比べるとこちらは一本筋の通ったコンセプトがあり、またストーリー作りも映画らしくしっかりしています。パイソンギャグをやりすぎず、やり無さすぎず。コメディではありながら、苦難を乗り越えて頑張るエリックに感動を覚えてしまう、「愛すべき作品」です。ティム・ロビンスの「ちょっと抜けているけど純粋で勇気のある」お得意キャラと、テリー・ジョーンズの知性とユーモア、そこにジョン・クリースのいつものブラックなスパイスが効いています。エリックのお父さん(ミッキー・ルーニー)、奴隷船の管理人ラビット関根が爆笑!いつもの様に日本語でまくし立て、かなり異質でヘン。登場人物もみないい味出しています。
←エリック(一番下)の同僚ヴァイキング登場人物勢ぞろい。
私はこの作品を大好きですし、ストーリーも面白く、私にとっては何度も鑑賞に堪えうる作品の一つですが、一般には評価は高いとはいえないのです。思うにテリー・ジョーンズの知性と品が、この映画のどっちつかずの評価の原因でもあるといえましょう。徹底してパイソン風にすればよかったのかな?パイソンファンにとっては肩透かしを食らったような中途半端さ、パイソンファンじゃない人にとってはこれまたどう捉えていいかわからない妙なユーモアセンス。結果としてこの作品は酷評表され、興行的にも散々だったとのこと。
少なくともパイソン好きは必見、あともちろんロード・オブ・ザ・リング等ファンタジー好きな人も「古典」として見ても損はない?(まあ特撮はどうってことないけどね)私はもちろん星5つですよっ!
「お前奥目じゃねえか」って言うんですよね(爆!)数ある日本語の中からよりによって奥目って。ラビット関根サイコー。
見てましたか、lこの作品。
そうですそうです、いきなり「おめー奥目じゃねえか?」とか言うのです。他にも「毛深い」だのなんだの解らないとおもってむちゃくちゃ言ってますよね。面白いと思うんだけどな~この映画。
今週末はパイソンで行こうと思ってます!