ボンテージ・ヴァンパイア：アンダーワールド 覚醒(2012)

Underworld: Awakening(2012)

ヴァンパイアVS人狼というゴシック・ホラーにＳＦアクションをぶち込んだ超Ｂ級３Ｄ大作。これをカルトと呼ばずしてどうするっていう位マニアックな世界観のヴァンパイア映画。ヒロイン、セリーンはシリーズ中最強。

人間に捕まり、研究所で冷凍されていたヴァンパイアのセリーンは何者かによって蘇生させられる。研究所を脱出した彼女は人狼ライカンを追ううち、ヴァンパイアとライカンのハイブリッドの少女を助けるのだが、少女はヴァンパイアとライカン、そして人間の運命を握る重要人物だった。

ストーリーや設定が特殊なのでシリーズを見ていない人はきっとよく分からない映画だろうなあ。先週このストーリーの前作にあたる「レボリューション(2006)」を見ておいて正解だった。おさらい大切。今回はちょっとＳＦテイストだけどセリーンのクールさは不動で、いや本当に美人だわケイト・ベッキンセール。この人を見るのが楽しみで見に行ったんですよ。フェティッシュなボンテージファッションの強くてクールなヴァンパイア、それでいて実はいい人だったりして。
このシリーズはゴシックでクールなアクションが好きな人は嵌ると思う。一作でも見て気に入っているのなら見て損は無い。ゴシックでグロテスクで、それでいてクラシック。そもそもヴァンパイアと人狼が殺しあうアクション映画なんて正直時代遅れで娯楽映画としてはグロ過ぎるのに、その上このアカデミーの時期に公開なんて戦略間違ってないか、って思ったけどね。３Ｄでおおおって箇所は一つだけ、氷の結晶が広がっていくところだけ・・・やはりＣＧ部分の立体感はんぱない。

セリーン、とうとう上げ底ブーツ卒業しました！私もはいてたなあ厚底ブーツ、2006年頃に（なつかし）・・・
かっこよさはんぱねぇ