お笑いロボットはＡＰＰＬＥ製：WALL.E(2008)

WALL·E(2008)

一年に一回長編を発表するＰＩＸＥＲスタジオの２００８年度長編。予告編を見たその日から指折り数えて待っていたＣＧアニメ。キャラクターの可愛さ、美術のすばらしさ、ストーリーの優秀さ、コメディとしての面白さ、そして最高のＣＧ技術・・・ハリウッドのいいところをすべて実現したＰＩＸＥＲ最高傑作！！

ゴミで埋め尽くされた地球を人類が見放してから７００年後の未来。地球ではWALL·Eと呼ばれる掃除ロボットがごみを片付けていました。長い年月を経て感情を持ったWALL·Eはある日空からやってきた白いロボットEVEに出会います。なんとかＥＶＥと仲良くなりたいWALL·Eは、彼女に自分の自慢のコレクションを見せます。しかしＥＶＥには地球に関する重大な使命を持っていました。



ＥＶＥはＡＰＰＬＥ製っぽいデザインだなあと思ってましたが、映画を見たらWALL·EがAPPLE製。起動音がそのままＭＡＣです（笑）。
右隅のちっちゃいのががM-O！


WALL·Eは８６年の「ショートサーキット」のなんとかっていうロボットに似てますね。しゃべり方はまんまＥＴだしね。

もちろんお子様が見てもＯＫのアニメですから、ハッピーエンドでご都合主義でただのマンガ。しかしただのマンガでこれだけ私を感動させるって凄いことではありませんか？ハリウッド系ＣＧアニメは人間があまり好きじゃないんですげど、この映画の主人公はロボットたち。ため息が出るほどリアルで可愛くて愛らしくて、楽しい。トムとジェリーに代表されるハリウッド・カトゥーンの面白さ、可愛さと人情ドラマをそのままハイテクにした感じ？しかもいまだかつて見たことのないようなリアルなＣＧで・・・
けなげで純真なおんぼろロボットWALL·E、気が強くて賢いハイテクロボットEVE、そして外来汚染物掃除ロボットのちびロボットM-O。このM-Oがねえ・・・可愛すぎまして・・・どんなときでも拭き掃除しか出来ないんですけどね・・・船内で進行線に沿ってM-Oたちロボットが出てくるシーンはもう最高！
ストーリーには環境汚染や地球温暖化がテーマにあるんでしょうけれど、そんなことどーでもいいんです。ごみ廃棄所のシーンや最後の再起動シーンじゃ泣きましたとも！ええ、映画館で泣いていたのは私です！



見たらゴキブリを殺せなくなる・・・



M-O！しつこいけど、可愛い！