ヒドゥン（１９８７）

The Hidden(1987)

ノンストップ・アクションＳＦ、知る人ぞ知る、カルトＳＦの１つ。数回映画館で見てしまいました。そのスピード感、無駄のない展開、ジェットコースターの様。イスにしがみついたまま、息つく暇もなくクライマックスへ！

人の体に乗り移り、悪事を働く悪いエイリアン（囚エイリアン護送船から脱走したのよ）を追う、謎のFBIエージェント、カイル・マッカランと、彼に協力するL.A.P.Dのマイケル・ヌーリ。とにかく相手はずる賢く、冷酷でそして正体不明。追っても追っても逃げられてしまい、宿主が死んでも次々と相手を変え、とうとう最終宿主として大統領候補に狙いを付けます。賢いやっちゃなー。カイルは、子供っぽさの残る青年なのに、やたら頭の切れるやつ。エイリアンを追うエイリアン捜査官だったんです。だから地球の習慣になじみがなくて、少々変な行動をしたりして笑えます。

手に汗握る追跡劇、２人はやつを止められるのか？最後のストーリーの落とし方は、とっても良いと思います。私は、この映画の最後のシーンで、もしかしてカイル（エイリアン捜査官）は、ヌーリの娘に恋してる？と感じるのですが・・・そして彼女も、真相に気づいている。またヌーリの娘、この子が可愛い。エイリアンが惚れそうなタイプ。

続編も出来ましたし、ＴＶシリーズも作成されたんですが、どちらも大したことないので、見ないほうがよいかな、と。

見終わった後、ストーリーは２４時間以内の話だったんだ！と気づき、驚いた覚えがあります。特撮だっていまから思えば作り物っぽいし、映像だって大したこと無い。しかしストーリーが面白い。ターミネーター１がお気に入りの方にはお勧め！ノンストップ度が近いです。